そして孤独を思い知る - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



作品を
別枠表示

そして孤独を思い知る    

テレビの音量は下げていたよ みんなはもう随分前に寝床に着いたらしいから テーブルの上を見つめていると 昼間の些細な会話を思い出したよ 向かい席で君はコーヒーを飲んでいたね さぁそろそろ寝支度を始めようかな 歯磨きをして、テレビを消して、ストーブを消して最後にリビングの明かりを消す それからドアを音を立てないようにゆっくりと閉めて 二階へ続く階段の明かりをつける 黄色の優しい光 僕は階段ゆっくりと上り そして孤独を思い知る 二階近づくにつれ誰かのイビキが聞こえてきた 夜はまだ深い



そして孤独を思い知る ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 748.3
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-04-28
コメント日時 2024-04-29
#現代詩 #ビーレビ杯不参加 #縦書き
項目全期間(2025/04/15現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:748.3
2025/04/15 15時13分06秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

そして孤独を思い知る コメントセクション

コメント数(3)
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-04-28)

短いですが粘り強い悲しみ(!?)とでもいいますか、意外と(!?)深い納得を得られる作品で、在り難かったです。

0
緒北くない
緒北くない
作品へ
(2024-04-29)

タイトルが秀逸ですね。夜に潜っていくような孤独と、朝の光の中では干からびてしまう孤独が結びついて美しいです

0
エイクピア
作品へ
(2024-04-30)

ふと思ったのですが胃液の音といびきの音は似ていると思いました。寝る前の荘厳な儀式のようにも思えました。深い夜にこれから何が起こるのかと言う言及が言外に感じられました。

0

B-REVIEWに参加しよう!

新規登録
ログイン

作品をSNSで紹介しよう→

投稿作品数: 3