別枠表示
B-REVIEW 3月のお題詩「誕生日」「仕事」
日頃よりB-REVIEWをご利用いただきありがとうございます。 どうも私です。先月は沢山の詩を頂けて嬉しく思います。3月ですね。私は2月と3月ってのが好きではないです。理由はシンプルで、寒くて痛いんです。この頃の雪って、1月ほど新鮮味がなくてまた雪か…と通勤時の邪魔者っていう意識が強いですね。住まいが田舎なのでなんもないんですけど、そうなると風が吹いたときもろに浴びることになります。昔、北海道の知り合いが言っていたんですけど「宮城は北海道より寒い」らしいです。その理由が風が寒すぎて痛みを感じるからだそうな。ほんとそうで、春一番とか憂鬱ですね。花粉も黄砂も来ますしね。んでまず、お題に触れていきたいと思います。 「誕生日」…これは完全に私のエゴが強く出ているお題です。去年、私の詩生活どころか人生に影響を与えているチバユウスケさんのバンドThe Birthdayから引っ張ってきています。ロックンロールを感じられる詩を求めたい!と思う所ですが、人の数だけ過ごし方がありますね。私はシフトや有給が使えるならその日は休む人です。誕生日に嫌なことが起きる要素を減らすために休みます。少し変わった話だと、知り合いはお金を稼げるようになってから自分の誕生日に母へのプレゼントをあげるそうです。まぁ、確かにお母さんが1番頑張った日だと思う。独りで静かに、家族や友人に囲まれて過ごす。皆さんが思う誕生日を書いてもらえたら。 「仕事」…リアルの仕事について書いてよと思ってるのですが、まぁ書く人いないだろうなと思っています。なんかマニアックな詩だと思うんですよ労働の詩って。多くの詩人が色んなもんを書いてきたっていうけど、例えば食品工場の詩ってなるとグンって数が減ると思うんですよ。スポーツトレーナーのお仕事の詩とか多分、この世に0作品だと思います。漠然と仕事前のルーティンだったり、仕事への姿勢だったり、愚痴だったり、無職だったりなんか人間味感じるもん読んでみてぇなと思い選びました。 以下、ルールを説明いたします。 ①この投稿のコメント欄では、お題に沿った詩の投稿を無制限に行えるものとします。 ②ここのコメント欄に投稿された詩の全ては、ビーレビ杯不参加とさせて頂きます。 ③システムの関係上、コメント欄に匿名で詩の投稿はできません。 ④コメント欄では縦書き機能は無いので横書きになります。それか、自力で頑張って縦書きしてください。 ⑤投稿者に対する返信として、連詩や返詩も可能です。 ⑥ハートの数を個人的に得点として競ってみるのもいいかもしれません。なので気に入った作品にはぜひハートをつけていってください。 ※無論、マナーガイドラインに反することは禁止です。運営の開催する企画でカードを発行するようなことになってほしくはありませんので、くれぐれもマナーガイドラインを厳守していただきますよう、よろしくお願いいたします。 B-REVIEWマナーガイドライン&ルール(必読) https://www.breview.org/forum_blog/guideline_and_rules それでは皆様、よろしかったら遊んでみてください。
B-REVIEW 3月のお題詩「誕生日」「仕事」 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1167.1
お気に入り数: 2
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-03-03
コメント日時 2024-03-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
全世界の人々が もしも同じ誕生日だったら あの戦車はハリボテになると おじいちゃんは言う さみしい ぼくは 誕生日なんて消えればいいと思った いつもの分かれ道 一つは家まで続いてて もう一つは正しい獣たちが住む夜だからと おじいちゃんはぼくの手を引いた 土手を見下ろすと 戦車が二台 夕暮れの河原に輝いていて 砲台が真上を向いている 軍人さんたちが歌を歌って踊っていた この町は 今 ふまれたのかもしれない と おじいちゃんは言うけど 踏まれるって何? よく 聞き取れなかった 袋に入ったあめ玉が 道端にぽつんといたので 拾おうとすると おじいちゃんは手を離してくれた オレンジいろのあめ 日にかざすと 透明になるあめ こんなの 見たことない きっと世界で ぼくがはじめてなめるあめだ みてみてと ふりかえってみたけど もうおじいちゃんはいなかった もうおじいちゃんはいない けど、 さみしさは さほどなかった
3労働に就いてPart.2 まぁー… 夢に見た場所じゃないけども 好きなことでもないけれど 50cc跨って 空と街路樹横切って 生まれた町と違う町 人の何かの端っこの ほんの些細を担う度 悪くないなと思います。 描いた未来と違うけど、 それでいいやと 1人、思います。
0「誕生日」 誕生日 順繰りにやって来る 今日はあなたの 明日は私の 明後日はあの人の 365日の全ての日がお祝いの日 世界では一日に何人の人が生まれるのだろう そしてこの世に加わって 総計で何回の誕生日が今までにあったのだろう これからは何回の誕生日が祝われていくだろう 命が生まれやがて失われる 生まれを祝うことは誰が始めたのだろう きっとそれはいつかのお父さんとお母さん
0郊外にあるダイソーで 紙で作った三角帽子を買った すでにアマゾンでは 音のするクラッカーや、 家族全員を笑わすために 白鳥パンツとか ザビエルのかつらも買ってある ――今日は息子の誕生日―― ホットケーキミックスと 炊飯器を使ってケーキも焼いた パエリアとローストビーフも作った 少しがっかりさせるために、 ダミーのプレゼントも用意した 箱の中身はメロンパンだ リビングにはバースデーバルーンを飾り、 嫌がる妻と娘にメイド服も着せた 本物のプレゼントは、 ドローンが運ぶ 小箱の中の G-SHOCK あとは息子の帰りを待つばかりだけど あ、 おまえにとって こんな父さんがいる 吉本新喜劇みたいな家って楽しいだろうか 本当はメロンパンにローソクを立てて プレゼントはただ、 「お誕生日おめでとう」だけの かざらない誕生日の方が良かったのかな さっき玄関にある鏡で、 白鳥パンツを穿いた父さん、 自分自身の姿を見たよ でもなあ、 こういう賑やかな誕生日を 父さん、 小さいころ し て も ら い た か っ た ん だ よ 、 、 、 、 、 、 。
3このお父さんが子供の頃、普通に祝ってもらっていてそれが良くて子供らしくもっともっとと 望んでいたのか、それとも、あまり祝ってもらっていなかったので、一層望んだのか、二通りの 想像ができますが、どっちであれ、そういうことはどちらであると言及する必要は、この詩には ないようにも思えます。なぜなら、その祝福の誕生日は、もう実現されてしまっているからです。 自分のお父さんなりの祝福を継承して自分がお父さんになったお父さんの、かっこいいとこ 見せてしまっていますね、たぶん。
1ヘッドフォンガールが乗っているバスが目の前を通過する いつものように赤信号で停止した私がそれを見送る 自転車の群れが小魚のようにきらめいている 意図せぬルーティーンみたいだとつぶやいて 車検にぎりぎり通りそうな車を発進させる (しごと)
1「失業」 失業写真の あの人は やるせなさ 隠しきれずに アンパン 食べてた 俺の 辞書は 「挫折」の項目だけ また 長くなる 仕事着を 着てなくても この坂道を 俺は のぼって 転がっていった
0ゴロゴロゴロゴロ となりの歯車たち 居心地悪い ゴリゴリゴリゴリ それでもまわる あんたのためじゃあない けずりけずられずるずると それでもまわる休まずに 綺麗に回れなくてもかまわない お役御免のその日まで 社会を支えるふりをして ゴロゴロゴロゴロ ゴリゴリゴリゴリ 歯車の矜持
0仕事の作品ばかり書いている羽田です。牛の詩とはすなわち仕事の詩。考えてみれば牛の誕生日の作品も多いじゃないか。 「誕生日の仕事」 穴に手を入れ 後頭部を確認する 曲がった手首をまっすぐにして 再度後頭部に手を回し 下方向に押し出していく いきみ 声を出す親牛から 両前足が見え始める 子牛の鼻が外気に触れ始め 零下の空気を吸い出している 真夜中の分娩当番 この手と判断だけが命綱 隣の牛が興味深く覗き込む中 人間は自分一人だ 血が 羊水が 親のいきみが この子を出そうとしている タイミングを合わせ 引く この手を 命綱として 黒い子牛が 滑り出た 焦点が合わない目が この世界を見始める ひくひく動く鼻が この世を吸い込む おめでとう 今日がお前の誕生日だ いずれ食肉になる運命のお前 それでも生きていけ この世界はそう悪い物ではないのだから 子牛はもう立ち上がり 母牛の母乳を飲もうとしている
0おれはサンタクロース マリアの息子の誕生日にその友人たちへプレゼントを配るのが仕事だ だから、その一日、いや、一晩か、を除いて無職だ 無職の人間はだいたい詩を書く 詩を書こうなんて思う人間は精神が基本無職だ おまえら、もっと恥ずかしがっていいぞ 反省しろ 一年のうち、一日を除いて、だから、おれは詩をプレゼントしている 読みたい詩を言ってみろ、おれが書いてやる 誕生日にロックンロールを感じられる詩 めんどくせえ、勝手に祝え リアルの仕事について書いてよ ばかいえ、リアルにクビになるわ ち、今月は書けねーな。調子わりぃ。 原因は3だ、苦労する
0仕事とは何だろう 為さなくては生活も成さないから仕事なのだろうか それよりも仕方ないから仕事なのだろうか 事始めに仕事をしてみよう それが片付けば一日の仕事は終える 一日は一日でもまた一日と続いていくのだ わたしの為の仕事 あなたの為に仕事 世界中の人々の為の仕事 今日は天気もよいので芋虫たちが穴から這い出してきた 仕事とは一体何だろう
1文句言いながら走り続ける それが仕える事 1日と私の感情が交じる 眠たい重いで 朝起き 自転車を 走らせる 電車に乗り バスに乗る 歩いて 重たく感じる ドアを開ける 熱を測り タイムカードを押す おはようございます。から はじまる 今日を恨む 早く16時になるのを ひたすら待つために ひたすら 走り続けて しんどいなと 思いながらも 何のために ここにいるんだろうと 疑問すら感じる いろいろ考えながら 走り続けて よーやく お昼ごはん 長く感じても あっという間だなと 思う 複雑さ 重たい心と体を 立ち上がらせ また走り続ける ここからが勝負と 更に加速して 走り続ける 何も感じなければいい 思い込ませ上手になりたいなんて 妄想して1人笑い だから 午後は あっという間に 16時。 ぴったりに タイムカードを 押しに 朝と同じ場所に 向かう お疲れ様でした。
1轟轟と巨大なリングが回転している リングは9つあってリングの中心には正方形の物体が輝いたり暗くなったりしながら リングとは別の回転をしている それはCUBEと呼ばれる構造物で ピッコ艦長の持つレガリアともつれ合いの関係にある CUBEは地球の前意識とも繋がりを持っていて様々な分野の生き残りの学者達が CUBEの完成の為に忙しなく動いている 『知性と物体』のevgenísが遂に学校への扉を開けてうさぎ小屋でうさぎが居ない事を確認した様ですね 其処は裏の門の方だがやはり記述通りに 物語りが進行している様だ ピッコ艦長が率いる宇宙船群があと数日で地球に到着する 休眠状態にある地球を再び目覚めさせる事が出来るかどうか? シェリーはCUBEの完成をギリギリ迄待ってダイブをする考えらしい evgenísがバディとしては最有力だがやはり経験不足が否めない感があるな 彼女達に我々の運命を託しても良いものかどうか 其れはシェリーの判断する事だ 我々は我々に出来る事をやる事が大事であるという事だ CUBEの完成度はどんな具合だ? 急ピッチで進めてはいるがまだ第七階層で手間取っている、詩篇も尽きて制約の抑えが効かなくなっている、元々、我々が人柱として システムの一部になる事は確認しているが 第七階層でかなりの人数を使ってしまっている、… …第九階層までに到達出来るかどうかも怪しくなっているな、不完全な状態のCUBEでどれだけの結果が得られるのか… … どちらにせよピッコ艦長の持つレガリアから得られるエネルギーが1番の鍵となる 惑星の命を穿つ技『galaxy impact』の使い手、眠れる森の創始者カティア•テレジア•オブ•ビーナスの存在が消えて200年程になる… …そもそもピッコ艦長が持つレガリア自体がカティアと同等のエネルギーを放つ事が出来るのか? しかし全てのタイミングが近づいている もはや我々には彼を信用するしか選択肢が無い、超生命体との交流で得たレガリア… … 其れがもし本物でないなら地球は死に絶え 本物であるならば地球の新たなバースデーを 迎える、というだけなのだ 学者達は地下数千メートルから見えない星空を見上げる
0