別枠表示
物語のカケラ。静かな時、芸術の秘技は語られる。
芸術は小宇宙である。この意味があなたにはわかるか?宇宙の果てであなたは何も見つけられない。あなたは地球の方を振り返り、反省の言葉を口にし、故郷へ戻る。あなたは懐かしい家で、芸術の中に、神が作られた秘密を見つける。真理はどこにも行かない。可能性は神から人の手に託されたのだ。 表現者は、作品への正確な技巧が研ぎ澄まされていけば、自分の頼りない「今ここにいる私」を失ってしまう。私を虜にした過去の素晴らしい要素、芸術の形に組み合わせられる生活の中の星々。そして作品に構造を見いだせなくなり、混沌へと帰る時、世界の中で芸術の可能性が成就したと知る。
物語のカケラ。静かな時、芸術の秘技は語られる。 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 991.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-09-01
コメント日時 2023-09-07
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 ごく短い芸術論のような詩ですね。 「あなたは懐かしい家で、芸術の中に、神が作られた秘密を見つける。」 私もそう在りたいと思っているのですが、それがなかなか難しいです。 申し訳ないのですが、後半部で述べられていることの意味がぼんやりとしかわかりませんでした。 技巧に傾きすぎると、今という時に生きている自分を失ってしまうが、その苦しみを経ることが芸術の成就には必要だということでしょうか。 浅薄な解釈だったら済みません。
0なにか、親鸞などに通じる、それは語り口、修辞の在り方にあって一筋縄ではいかない。 しかし、なんだろう、前半のパートではクリスチャンのように、その人間の主体性を賛美し 後半のパートではその主体性の、無為?が語られているような。 ひととき その、脳がアイドリングした状態で、このような警句?を書いていた、かつての自分に 思いを馳せました。
0私は芸術の始めの形は構造はないと思ってます。
0ありがとうございます。そういえば昔キリスト教の影響を受けました。
1上質な文学論、詩論だと思いました。或いは創作論全般なのかもしれません。 「そして作品に構造を見いだせなくなり、混沌へと帰る時、世界の中で芸術の可能性が成就したと知る。」 ここが、意味深で、いいですね。創作を促す詩なのかもしれません。
0最終的にはエヴァンゲリオンなのかな、と思い至りました。 芸術補完計画とは言い難いですが。 おっしゃる事は良く感じ取れたと思うのですが さて、どうしようかな、という感じです。
0考えさせられた。
0はい。私の創作の基本的態度を書きました
0芸術補完計画。それは面白いですね
0宇宙の内側にありながら果てしないかのように錯覚させるものを小宇宙と呼ぶのかもしれない。そういう意味では己を超えた先で何かを表現しようとも、目印となる星すら掴めずに、いつの間にやら振り返る先すら見失う気もする。まあわからないが。 2連目については僕はまあまあに否定的なスタンスだ。でもそんなことはどうでもいいのだ。けっきょくのところどうしたって読み手は出力面にしか触れられないのだから、入力面のはなしはおまけみたいなもんだと思う。
0