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光速螺旋
光速で回転する螺旋の渦が 交錯する空間を切り開いていく 速度 白くリリリ 硬度 青くルリリ ラ行のリズムの切れ味で 拡張する 空間の渦 キラリ矢継ぎ早に現れた新しい空間が クリスタルの産声をフラクタルに響かせる 青銅の竜はとぐろを巻いて眠っている 早春 雪に光
光速螺旋 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 788.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-12-19
コメント日時 2017-12-26
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんばんは宜しくお願いします 光の速さなのでしょうか、ディスクが奏でる音色にも思えますし 光、音、回転は機械的なものなのに 最後の一説には自然の営みが書き出されている なんだろうかなんだろうかと思い巡らせております なんでしょうね?
0こんばんは。 ご感想ありがとうございます。 回転する螺旋が空間を切り開いていくイメージが、温度を伴わない光だけの季節とつながりました。 唐突だったかもしれません…
0投稿有難う御座います。 クリスタルの産声をフラクタルに響かせる フラクタルという言葉を使われてるのがとてもいいですね。なんか、独特なアルゴリズムを感じました。
0>青銅の竜はとぐろを巻いて眠っている >早春 >雪に光 竜が出てくるだけで印象が変わってくる。そこに季節の変化から冬眠のイメージも持ってくる。逆算して読んでみた時に、それまでに提示されてきたイメージとどう交合していくか、というのが、ピントはきませんでした。竜の寝息みたいな物で、もしくは竜の赤子が生まれる瞬間なのかなとか、竜のうろこが煌めく瞬間なのかなとかぼんやり思いました。 この断絶はスレスレな感じがして、個人的にはくせがありますが、凄く好きです。意味する所は分かりません。
0三浦果実さま コメントありがとうございます ガラスのような響きがフラクタルに生みだされたら綺麗だなあとイメージした詩なので、そこを感じとってくださり嬉しいです。ありがとうございます。
0hyakkinさま コメントありがとうございます そうですね、竜が出てくるところで、一気に印象が変わるし、読まれる方によって様々なイメージがうまれますよね。 言葉に意味がうまれる以前の、断続しつつ連関を保っているイメージを描きたかったので、「意味は分からないけどすごく好き」とのご感想、嬉しく思います! それまでの無機的な螺旋のイメージと竜のとぐろの渦まきの連続、何かが変化して生まれるような瞬間の印象を受けとっていただければ幸いです。
0冒頭は、重みを押し付けていくような四拍子。 続く行は、軽くはないけれど、三拍子。ラ行の~で四拍子に戻り、 〈拡張する 〉でポーンと休止をとり、〈空間の渦〉は二拍子に戻る・・・ 変拍子の具合にカタカナの軽やかさ、漢語の重さが絡んで、言葉による音楽空間を作りだしていると思いました。
0まりもさま コメントありがとうございます。 拍子についてそこまで計算したわけではなかったので、分析された内容を読ませていただいて、なるほど、と思ってしまいました! 読んで心地よいリズム、ということはなんとなく意識していたので、それを言葉で表現するとこういうことなのかと大変参考になりました。ありがとうございます。
0前半は、凄まじく強力な光の円運動をイメージしました。「雪に光」は、雪に光が反射してキラキラする、穏やかな光をイメージしました。 文章を読んでいると、意味を知らない言葉があります。今回の場合は「フラクタル」。調べる場合と、調べずにスルーする場合がありますが、今回はスルーする場合です。 調べるときは、その言葉を抜きにしても、引き込まれていると思います。 まぁ、僕が英語に対する興味が薄いというのもありますが。
0奎介さま コメントありがとうございます。 フラクタルという言葉は、木の幹、梢、葉、葉脈、、のような、細分化され拡張していくものを表す言葉で、ガラスのような響きがこだまのように小さくなりながらも反響しあうイメージで使いました。 クリスタル、という言葉との韻も考え、この言葉を選びました。 自分も読んでいて難しい言葉は読み飛ばしてしまうことがあるのですが、語感や語呂を優先するか、わかり易さを優先するかの判断は難しいですよね
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