「メヒシバ」
意味を求める、どこかへ渡す為に弧を張るのだ。私は、ただ歩いて行くよ、と言う。楽しいか?と聞かれる。 楽しい、と答える。鳥などは亦、空がどれだけ好きだろう、私は、足からどこまでが鳥であなたを過ぎ去るのかを、思う事は有りますか?
鼻先、私は自己の認知より早く先に、黒すぐりを得、谷町の実家を帰った。雲は、飛行機のスタイルで真っ先に仕事をする自由と戯れて、翡翠の様な川に魂は伸び切ったのだ。偉い人が、跳躍と言っている。
草が好きだ。
形が、崩れるも何も冬の雪だから始めから凍っていて、サクサクと音が鳴り、無表情で赤も口紅も残さない。思いとその軸が、家屋として影。モダニズム、はこうでなくちゃ。
跳び跳ねる波を、新品の皿をざっと分ける、私を知らない人に一番告げたいのは、私の町は自然が多いから、心が空気になって生きれている。この高度だけで色んな風を掴んで、読む。こう言う古楽が繰り返され、名を持つ。肉片を捉えても、心が動かないから迎えども驕りとして有る。私はなナメて捨てる。思いやろうとしても出来ないからだ。霊とは、磨いたものだ。深呼吸して、指を立てて天を見上げる。私だけが、地球の上にいる。自転から振り落とされて来た人は完結している。胸の中に、ここに在る重力のない目たちをじっと見るんだ。形を超え、それは梵天の現れる私の表現として場面が変わる。無として、私の勇敢な死たちは力として幸福の種を積む嵌。水も角も鮮やかだ、自然的なら私は石になりたい。今頭の中で一杯なのは、対象して建物と暮らしている人の事。ただそう思う、自分はこうでこういう風に思い考えている。彼は誰だろう、私は「優しいね。」と言った。私は自分の手を見て、ぼんやりした夢の向こう、テレビの知識の中の物産や、名々や金星のことを見たことないじゃがいもの凹凸を触る。この詩の中、この細く白い糸にたいして愛しさや恋しさは強過ぎて重い、飴みたいに溶けてしまう。私は自分の手を見て、手の中からアッテルが叶えたかったことと、振り向かない背とその中に積まれた責任が菜の花畑に浮かぶ。細密でほろほろした花、茎とか緑の意味は未だ辛く、釈迦としか思えない菜の花や石の無心の菜の花と言う思いの内から確実に存在する固まりの有る石と、君と僕の、初めからだと思う。私は腰を上げ、心の出生をアームに代えて二度と戻らないと言う。
靴を履く、体がまた全ての事を吸い込もうと、鈴の様に鳴っては光るのだ。担う、と言う字の遥かで恐らく会える、人。
蓮の研磨は、私が、と言うよりは、自分としての、言葉の事だ。ただ自分としてのと言う、何かもっと抱けるスケールにこそ見えないものを題にした仏壇の洗練である。それは、易い。
生の言葉が、自分の何にも連結しない記号として、白黒としている。色彩豊かな主体、間隔、モノクロの研磨、秋の実、秋に取られるブローチを作っている。
「どぶ」
眉間には目があって、人それぞれでスケールが違うらしい。この眼と言うものを広く持つには日頃の行い、人間観、が及ぶ。趣味なんかは当然である。
見えない者なのに、見える!、とぶつけてくる人も多い。人に会わないと目が腐るのだろう。音符王子、心の馬鹿なとき、音符王子、軽い言葉の筋力を養いとして彩飾のない空の世界、を地道だけで行く我なのである。道にとっては私には楯が必要で、一日中かかったが「よよい」と言う楯を考えた。連獅子の親のイメージで、相手と同じくらい息を吐く、と言う方法。孤独としての私、あなた。前髪の先にあるあなたの二つの目。目標から、どこにも行かない。愛してる、ららるらりらら。雷音さえ澄みきった僧の目に押さえ付けられる。雷とは、また世に有る限りの緊張感で身体的な成立ちがある、応えられるものだからである。懐かしみが互いの中から生まれ、草原というものは、奥行きはこの大地を広げて行くかは彼ら自身にあり、それが当然の事だとした目は激しく見過ごす事物である。私は、もっと物々しい水晶のそれに憧れる。漆の様に黒く、銀絵がちかちかする、月かと思えば川辺に消える、道かと思う煙は白く、中に閉ざしてオーロラ。すざく、すざく、星を紙に描いてそのまま死んで行く。闇は、闇からずっと木星を、糸を降ろして孤独ばかりを巻いて自分を失う。
一曲で私は、双葉の緑割れた木の割れた硝子の木の、こう爆発している私の彼氏と、とても綺麗な手を繋いで明日を夢みる。朝はひらいて、めくるめく地獄や人の親しみがある。
清潔な闇=あなたの赤留さ
私は眠れなくて=あなたに会えない
すき すき すき すき? すき、
という詩を読んだ どう思うかって
いうことを、子(おまえ)がそう言いなさい
ですから
あなたが、あなたを怖いか って
それを、 どこまで、どれくらい
知っていますか
私はこれを知った時に
ようやく初めて
自惚れた の
よ
君はあなた と、言えるかな
作品データ
コメント数 : 8
P V 数 : 1622.5
お気に入り数: 1
投票数 : 13
ポイント数 : 0
作成日時 2023-01-13
コメント日時 2023-01-22
#現代詩
#縦書き
#受賞作
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項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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2024/11/21 19時44分55秒現在
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言葉を探りながら書いている様に見える、史的な規律が有って、読み易いし良いと思う。意味は、分からんけど。笑 推論的な手法も良いなと思ったけれど、安易に書き進めると、ありがちな言葉で埋まるから、注意が必要だとも気付かされた。私には、その辺を昇華しきれてない様にも見えるけれども?
0どうなのかな? 今まで的確な指摘を受けてこなかったというか 訓練された文章だとは思うし 読める 俺の読みは通らないとゆうか相性の問題かなと思って他も少し読んだが 詰まるところ読みが通らないように コーティングされている感じ 主観が強すぎるんじゃと俺のなかの ノブは言うんだけど 待て待てとも思うんだよね こう言った文章を推奨する場面も勿論あって一見言いたい事がわかるって感じを醸し出してはいるというか 減点されにくい文章というか つまり俺に関して言えば俺の中の意識がたち上がらない起動しない クオリアなんてもんがあるかどうかはわからないけど ビビってこないんだよね 技術そのものはあるし認識もしっかりしているので そうかも知れないなみたいな事を たくさん書いた方が共感を得られやすいのではとおもいました なんか感想になってなくてごめんなさい
0黙読してもあなたを求めてしまうから文字が音になる。その音が読んでいる此方とあなたの繋がりとしか、そうとしか云い表してしまう。
0自分の文が客観的に見れた感じで嬉しいです。したい事が出来てなくてぼーっと書いているんですが、だから何を書きたいねん、は常に空白でほったらかしているところを、よくぞお越し頂きありがとうございます。空気感を大切にしていて、心厚くしているとひたすら無心になって自分に込み入ってる雑音さえ一ミリも気付かなくなる。受け入れてはならないものこそ敏感で、溶かして流す、地元の風としてちゃんとしている自意識、とつまらないであるを良く言えてる。対面的になると説明がつく。 剣道防具を着けたら顔がかけない辛さを知っていて剣道したいから、夢見ながらぼーっと行って楽を捨てていません。 第一声、言いたいことの追求より、こんな状態で言いたいことがわかるわけなくて黙る方に向かうんですが知りたいことの折角を考えるわけで、何かピン張り詰めた時間って確かにあるんだなと今喋っててわかりました。はぁ、それが出来るのはいつだろう。
0そんな感じで滞っています。悔しいけど前には代えられないので、その一心は変わりません。もう晴れます。結局何をしててもその人の気持ちだし、他人事として思うことが大事。 そんな笑なんてあるんすか!? 私はもう異性人に対して対角して別人として生きています。
0そんな感じで滞っています。悔しいけど前には代えられないので、その一心は変わりません。もう晴れます。結局何をしててもその人の気持ちだし、他人事として思うことが大事。 そんな笑なんてあるんすか!? 私はもう異性人に対して対角して別人として生きています。晴れています。
1真面目に読むと持っていかれそうになります。
0モダニズム的手法でしょうか。カット法とか、写真や、前衛芸術、意味の解体ではないでしょうが、音楽で言うと、無調のような、全ての調性を平等に扱うような。ちょっと変な連想ですが演歌の「みつぢれ」とかも連想しました。
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