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マスクは、忘れたかもしれない
息と雪とが交わって 眼鏡の曇ったままに午後 預金通帳、忍ばせ走る
マスクは、忘れたかもしれない ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 656.6
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2022-12-29
コメント日時 2023-01-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
すごく月末感があり、年の瀬らしく、また、三行フォルムがそれを後押ししていますね。
0マスクは冬の季語だったのですが、今でもそうなのですが、コロナ禍で季節性を失くしたとも言われています。マスクは本当に忘れやすくて諸外国はともかく、日本の公共の施設だとマスクが無いとは入れないので、相当の不便さですね、マスクを忘れると。使い捨てを買うかなど、対策が難しそうです。この詩では息と雪とが交わってから、白息が発生したのだろうかと思いました。
0あ、これは、学生の頃を思い出してちょっと気持ちいいです。「やばい!」とか言って自転車乗って飛ばしました。雪だから、自転車ではないのかな。走ると息が切れるけど気持ちいいです
0自己的な作品である。それだけに、むき出しな心をそのまま鑑賞させられたような印象です。鱈を買い占められる程の貯金額であれば幸いですが、当方、カニ鍋を食べるつもりで蟹の高値ぶりにたじろぎ、代用品としてのカニカマを購入した者です。とは言え、牡蠣を購入しましたが。世間は毒に満ちていて、鮫のような強かな姿勢でなければお金を稼ぐこともできない世知辛い世の中ですけれども、もっと世間の隙間にメスを入れるような鋭い表現が私は欲しかったのかもしれません。良い作品と言うよりも、一月になったからとりあえずお書きになられた作品の印象でしたが、鉄で作られた人間の心のように評価など度外視するような、作品よりも筆者の姿勢が立つ作品でした、私にとっては。少なくとも私にとっては、深い意味を掘り下げる必要のない作品で、どんな状況に置かれても、読み方は一筋しかないような不安を呼び起こさない単純明快な作品は好みですが、もっと広大な、多数の解釈(≒誤解)を生み得る作品を読みたいとも思いました。預金通帳、時代の新旧を超越した本質的な、一般的な、吉本隆明の曰く市囲の中を生きる人々にとって切実なモチーフと思います、預金通帳。雲泥の差を感じさせない、等身大な書き方には好感を覚えます。生きるとはこういうことだよな、と身近な読後感を覚えました。しかし、私は個人的な嗜好として、刀で一刀両断する鋭敏な作品を求めます。心に触れる作品を強く求めます。
0マスクは必要。
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