作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

花道

 如月
 2   658.4   0   0 

無意味に冷えた季節を 肺いっぱいに吸い込んで 沈む夕日を見届けて もうじき心は修羅に落ちる 宿木知らずの鳥たち 落伍者の縄張り 蛾が群れる灯火 終わることのない刹那の快楽に溺れる者たちに 決して錆びることのない刀を授けよう 楽しんで終......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-12-18

いま

 ユユ
 4   654.9   1   1 

宇宙旅行が普及してなくて良かった。 まだ、夢を見ていられる。......


現代詩
作成日時 2023-12-04

快速ド 通過12

 岡柴 牡丹波
 5   1035.7   0   0 

ハ長調 ハニホヘトイロ 寒雀 音一つ 消ゆる声は 梓弓 連なる百舌は心に聞こゆ 快速ドよりシ方面 普通ミに乗り 最寄りソより下車 通過12 ドは過ぎてミに 現在地マーカーはミでありながら ソに向かいドを忘れまい ......


現代詩 歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2023-12-09

 平山 雅倫
 6   764.7   0   1 

初雪、か。 古い硝子越しに見ている。 居たたまれなくて 軽く笑う、 その声が響いている。 片手を握りしめる、 爪の跡がつくほどに。 そんな日もある、 ただ独りごつ その言葉へと逃げている。 気づけば枝は白く 照り返しが眩しい。 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-12-09

朝のスケッチ

 入間しゅか
 9   1019.4   0   1 

縹渺とした悪意を 宿命のように揺曳させて 羽ばたきは雫に戻る 耳を閉じると 祭囃子が遠くで いつまでも聞こえてくる 遠回りを忘れたちっぽけな私が 彼岸にて漣を取り戻した朝に 紛れ込んだ一匹の 尾の白い黒猫を そっと抱きしめる 血なまぐさい......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-12-02

インソムニア

 羊飼い
 6   741.0   0   0 

月が昇る 昨日見たばかりの夢をもう一度見る 牧場みたいな僕の机の上 中学生ぐらいの頃からずっと変わらない なんだか知らないがどんどん雑貨が増える 夢を見ていると思う 小さな頃よく遊んだ友達 一度も愛された記憶のない薄情......


現代詩
作成日時 2023-12-04

シマウマに乗って宇宙へ行く

 atsuchan69
 2   608.6   1   0 

水浸しの草原に黒い鳥たちがいる どこまでも濡れた大地に星が映っていた シマウマに乗って宇宙へ行く 果てしなく遠い、天地の境を行けば そこに揺らめく虚空の入口がある 朝が来れば揺らめきは消えてしまうから 夜にしか宇宙へ旅立てなかった いつしか赤......


現代詩 ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2023-12-01

雨の庭fiorina

 椿
 2   707.9   0   0 

雨が降ってきた。 やや強い降りになると雨よけの庇は役に立たず錆びた鉄の階段は濡れて滑った。手すりを伝いながら彼は一段ずつ慎重に足を運ぶ。古い木造アパートの二階のとっつきの引き戸が細く開いて女の顔が覗いた。 女は時折窓辺の花をすっかり入れ替えた。30センチほ......


ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2023-12-12
投稿作品数: 177