作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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火炎

 秋元ささき
 2   1022.8   1   1 

焚き火は燃え盛る 黒いどんぶりに盛られた星粒を 一つ残らず舐め取ろうとする気概をもちながら 天球と張り合っている なんて大それた目論見 息が詰まるほど素敵な 夜郎自大じゃないか そういう中に 羽虫が飛び込んでぱちぱちいう すばらしい合奏だ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-10-14

Rabies

 類
 2   918.9   0   0 

それは轢死した それは葡萄だった 検視調書にもそう書かれてある 蝸牛の殻の中に引き篭っていた偶然は ずぶ濡れの雨音に水分の充満を助けられ くらげは泣きながら 私も生きると言った 死体の山がこっちを見つめている 死体の山でも蛆虫にとっては......


現代詩
作成日時 2022-10-10

タイトルは思いつきませんでした。

 如月
 0   814.3   0   0 

月の見えない雨模様 涙で袖を濡らしてた 思い出だけの街並みを タタラを踏んで一人きり 酔いが覚めたら同じ夢 夢が醒めたら同じ夜 飽きて忘れた戯言の 続きの意味も聞けぬまま 淡々とした生活を 君は愛してくれるのか 酔いが覚めたら同......


ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2022-10-10

Docker

 ふじりゅう
 9   1181.7   1   0 

寂しい前歯がぶつかる 似ている細胞を持つぼくら 顔なじみみたいになる ショートケーキの日 ルートディレクトリ直下の 樅ノ木とサンドイッチ 砂埃 若いうちから化粧をしていた 着飾らないと 分裂してしまうぞ 未熟なレタスしか食べ......


現代詩
作成日時 2022-10-05

かりんちゃん

 尾崎ちょこれーと
 5   802.4   1   2 

かりんちゃんは わたしに言いました 「あんたが有名作家になったら、 わたしの人生を小説にしてもいいよ」 何度も寝てるはずの 仲良しのバンドマンには 「絶対歌詞にすんなよ、ふざけんな」 って殴りかかっていたのに 「たった5分くらいの 安いラ......


現代詩
作成日時 2022-10-09

秋のひとひ

 田中恭平 new
 2   793.7   0   1 

ほどく 指の しろさ かまけていて 寒さの 「さ」の字 も 発せられず 秋ふかく 疾病ふかく 林、 乳母車にのせられた 猫 はいいろ、 道に すわりこんでしまって 多難、多難 と 電車がとおる 鉄橋の下、 ......


現代詩
作成日時 2022-10-09

詩の日めくり 二〇一九年二月一日─三十一日

 田中宏輔
 3   700.3   0   0 

二〇一九年二月一日 「現代詩集」 集英社から出た『世界の文学』のシリーズ、第37巻の『現代詩集』は、まず学校の図書館で借りて読みました。のちのち、ネットの古書店で買いました。ウィドブロの『赤道儀』など、すばらしい詩篇がどっさり収録されていました。50......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-10-05

私による恋患い

 深井ぬま子
 1   654.6   0   0 

吸い込まれたい衝動に 約束をして振り返る。 君のことが好きな私のことは まだまだ世界の機密事項。 待ってよって言えばきっと君は立ち止まる。 その素直さにつけ込んで 夢を見て喜んで錯覚するのが 最近の私の楽しみのひとつ。 どうしてそんなに眩しいの......


現代詩
作成日時 2022-10-01
投稿作品数: 198