作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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よる

 佐久間直子
 5   1084.7   0   0 

屋上の硝子水槽 真っ暗な藍色で 死にかけた兎を 沈めて欲しいの ......


作成日時 2017-11-23

 まりも
 12   1073.9   0   0 

小さく息を吐いて 父の呼吸が止まる あわただしく 訪問 介護の医療チームに連絡を取る 空白の時間 夜陰が押し寄 せてくる 闇をかきわけるように 私の身体が自ずから動き 父に 呼気を 吹きこんでいた ごぼごぼ・・・ごぼごぼ・・・水の音がする(体液が肺......


作成日時 2017-11-18

宣告

 斉藤木馬
 6   1010.7   0   0 

ありのまま あるがままに伏した目に 怖れるものは何もないと言っておく。 出自を辿ればこそ 父母きょうだいに悪因 悪果はないのだと言っておく。 自ら道を切りひらく そんなお前を尻目に ひとえに身を委ねるせいかつに たゆまぬ強さを見出だす......


作成日時 2017-11-22

watashi

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 4   939.1   0   0 

そこに 空が アル そこに 色が イル 感情を並べた 感性を削った そこに 音を ミル 掻き混ぜて 掻き鳴らして そこに 透明が サク あちらは赤 こちらはブルー シズク が 降る 割......


作成日時 2017-11-19

不毛の神

 二条千河
 6   989.6   0   0 

かつて我らは其処に棲んだ、 君が今居るその場所に 当時はまだ石ころだらけの荒れ野原 やがて我らが立ち去ったあとに 区画され、耕され、潤され 初めて稔りをもたらす土壌となった 彼処に棲んだこともある、 咲く花とてなき泥沼の 踏み入るものは......


作成日時 2017-11-20

人でないもの総てがつながる勢い(改訂版)

 右肩ヒサシ
 6   875.8   0   0 

 虫の眼を持ち飛ぶべきところを飛ぶ  ネットワークには境目がない上下がない  そこを羽音もなく転変する魂は金属質である  JIS規格で生産されたところの  一個の魂、それは硬質の塊として実在する  一方、ユニコードの語彙は絶壁を形成し  眼も眩む赤......


作成日時 2017-11-07

奴隷

 沼尾奎介
 5   1017.4   0   0 

お前は奴隷として生まれた 赤子のお前に手鎖はいらない 泣き疲れて 眠るだけの存在だ お前の母も奴隷だ 祖母のまた母も奴隷だ 奴隷の遺伝子 それがお前だ 少年のお前に手鎖は視えない 巧みに隠され つけられた服従の鎖 手を伸ばし 欲した......


作成日時 2017-11-15

夜光虫

 新染因循
 5   937.6   0   0 

1. 己が蒼白の示す 渺眇たる沈殿、 その無謬に、 波のあわいで 震える夜光虫よ。 汝らがそがひに、 かの不滅は来たるぞ。 かはいかなるものの 業により象られ得たか。 2. このいと暗き夜に、 寂寥に震へるか弱き 光を編みつつゆく......


作成日時 2017-11-14
投稿作品数: 84