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カルマ、初夏
養護学校出身のひとらと 玉葱の皮を剥いてゐた。 剥いても剥いても こまくならぬので 癪が起きさうになつたが ピカリの獨り言が やわらかな触りだつたので 抑えが効いたよう 私の事を猿手で指して せんせえ、と呼ぶので 私はすこしむきになつて せんせえ、ではないんだよう ピカリが大事さうに 化け物の絵を見せてくれて 驚いた振りをしてあげた。 各各の世界を 私は私の世界を 剥く。 ふしあわせのかたち ふしぜんなことわり 故郷の空は 今日も 透けきつて明るいよう
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カルマ、初夏 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 940.3
お気に入り数: 0
投票数 : 6
ポイント数 : 0
作成日時 2024-12-04
コメント日時 2024-12-18
項目 | 全期間(2025/01/18現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
旧仮名遣いがあんばいよく効いてるネ。良
0>旧仮名遣いがあんばいよく効いてるネ。 そうなんすよねー分量しくじるとイヤらしいものになっちゃうんですよねー旧かな遣いのほーもルールがん無視でやらせてもらってまーす!ここで「ゐ」ぶっこんだら見た目ええかもってゆー感じですかねーこのやり方のほーが現在の僕には(内から湧いてくる)ンですよねー今日はみんなと椎茸菌床のお世話をしましたよーありがとうございました。
1昔の映画や小説のワンシーンのようですね。 心が和みました。
0おへよーございました!ケイ紅井ちゃま!そーですねーそっちの要素(story性)に寄りすぎたかもですねーすぎてないかもしれませぬが、この時は結構やさしい心持ちでもあったのでこうなったのかもしれませんねー12月なのに初夏の詩を出すなんてどーなんだと思いましたが、僕の作るやつは殆ど夏なんすよーB-REVIEWにも作成した順番どおり出していこうと考えてまーす。コメントありがとうございました。
0不思議なテイストの詩です。業が何を意味して居るのか、業(カルマ)ですか、タイトルだけで詩の本文では出て来ないワードなので少し不気味に感じました。
0本来の自分であれば自作についての解説は極力控えておるのですが、ここB-REVIEWは特殊な場なのですこしばかり語らせていただきますねー学校とか家庭とか施設とか病院とか役場とか会社とか人間が集まるところには《業》が交錯しているのだなーと思ったわけですねーそれがある種特別な集合体であればあるほど《業》を意識せずにはおられなかったとゆーかね…多弁すぎましたねー真面目すぎましたねーありがとうございました。
0j-walkを知らない子供達に送る詩というか。酸いも甘いも知ってる人と子供が対峙している、その光景のユーモラスさが、文学的に「妥当な」ラインをあたえている作品です。三明十種さんはまだまだ武器を隠しもっている気がします。
01991年のJ-WALKの「何も言えなくて…夏」のことを恐らく仰ってるんだろなーと試されてるよね(油断ならないねーうろ覚えwボーカル薬で捕まったのは覚えてるw)、おまるたさん!待ってましたよー対峙してるのは大きな子供達とゆーかそんなんですねーこういったタイプの「妥当な」読物は道徳系でよくありますものねー少しばかり吐露させてもらえば、なーんかやっぱ平等じゃねえよなー淡々と作業時間だけは流れていって、それは哀惜?同情?だったのでしょうかねー悲劇⇔喜劇ってよくいったもんですねーこの系統の詩にはEDGEはたてられんかなー必要もないねー隠し武器ですかーあるにはあるのですが命中率がちょっとあれかもねーヌンチャクとかトンファーとかメリケンサックとか特殊警棒とかですかねー核兵器的なやつは持ってませんねー小手先で誤魔化すタイプッスねーでももう精進も勉強もしませんよ!具合がわるくなるだけですからねー「妥当」であり続けるのも難しそーですねーありがとうございました。
0暗さと明るさがうまく対比されていて文章力の高さを感じさせてくれる良作だなと思いました。 なんだか、宮沢賢治のお話のような素朴さも素敵でした。
0きょこちさん!ちーきょこさん!暗さの方も判ってくれてどーもどーもですっ!露光明るめの方が暗さが浮き立ってくるよーなないよーな…ミヤケンさんの域まではとてもとても…メニューの少ない料理店ですよー僕は!素朴さの裏側にあるものは…ですよねーわざわざこの詩を掘り上げて貰ってコメントまでいただきましてありがとうございました。
0三明十種様 こんにちは 光景が目に浮かぶ様な、素敵な作品だと 思いました。ほのぼのとした気分に なりました。
0エイクピアさんやおまるたろうさんが触れている部分が、きょこちさんの言うこの詩の「暗さ」という所でしょうか。 玉葱の皮を剥いても細かくならない→透き通ったものにならない 「ピカリ」という子供は、物事を透かして見ようとする純粋さ(だから、裏に潜む化け物をそのまま描き写せてしまう)、まさに名前の通り光で物事を照らしていくような存在。 この調子でいけば、「故郷」というのも、言葉通りのものではなさそうな感じがします。最後、「よう」とも言って断言してないですしね。
0わざわざ作品を掘り起こしてくれてコメントまで戴きありがとうございました。今日はみんなとみかんの選別のお仕事していましたよー
0ミハイ熊倉さん!そーですねー明と暗、陽と陰、明るければ明るいほど底抜けに明るいほど泣きたくなるような明るさであればあるほど暗さは濃く濃くなるもんですよねーこういう掲示板に詩を出しているのは、読み手のみなさんに託しているんですよねーまな板の上の鯉ッス!こう読んでもらいたいなーってのは勿論ありますが、解釈に正解なんてないですねー僕の場合は。僕の描いた情景みたいなものはみなさんと共有出来たら素晴らしいことですよねーピカリちゃんは今日も絶好調で飛び跳ねておりましたよーコメントありがとうございました。
0私は行間を読みと言う事を よくわかってない人間なので 間違った事を言うかも知れないが。 3-4連目間の接続詩があれば もっと世界観が広がるような気がした。 世界観そのものはいいと思います。
0おおおローゼノイマン氏じゃないですかーわざわざまだ浅いとこに埋まっておる僕の詩を掘り起こして戴きまして恐悦至極でございます。そういわれてみればですねー取って付けた感があるようにいような、全体からみて浮いてる感じも若干しますがねー(そこらへんはみなさん同様ストイックにやっていかなーならんとこなんすけどねー)まあ何分間か何秒間か僕の「カルマ、初夏」について改善案を考えて戴いただけでも作者冥利につきますですよー行間読みしてくださる方々に随分あまえてるよーな気がしますです。読み手に丸投げですもん!ほんとうにありがとうございました。コメント貰えるとは思ってもみませんでした。今日ノイマン氏で3人目ですよ!何が起こっているのでしょう?何も起きるはずないですね、はい。ありがとうございました。長く書きすぎました。ごめんね。
0「せんせえ」と言う舌足らずな?生徒の発言。故郷の空が印象的です。ピカリの独り言の「独り」が旧字体なのも何か意味があるのかもしれません。
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