作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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枯れ果てない泥水の井戸の前で

 羽田恭
 4   1706.4   0   6 

汲めども汲めども枯れ果てない泥水の井戸の前で 「『我はここにあって死ぬはずのものである』と覚悟しよう。多くの者はそうはしないが、そうすれば争いは鎮まる」 その言葉と共に水が引き始めた 涙と怒りの体液の井戸は ついに乾き 用をなくしていく ......


現代詩 受賞作
作成日時 2020-12-13

詩の日めくり 二〇一四年十一月一日─三十一日

 田中宏輔
 13   2461.5   7   13 

二〇一四年十一月一日 「She’s Gone。」 風水って、よう考えてあるえ。 そなの? 東西南北すべてに地上があって宇宙があるのよ。 東に赤いもんを置くのは、あれは、お日さんがあがってきはるからやし 西に黄色いもんを置くのは、あれは、お......


現代詩 縦書き 受賞作 受賞作
作成日時 2020-12-05

そうすれば幸せ

 朝野欠月
 2   1367.9   1   1 

言語化の何が悪いんだ なんて、 誰も言ってない。 情緒が正しいなんて そう思いたいだけ 理性が生き残っててほしいのも どうせ誰も願っていない なあ、 そうだろ? お前だって手放しで 呼吸したいはずなんだ 眠るから 全ては......


現代詩 受賞作
作成日時 2020-12-09

詩の日めくり 二〇一四年十月一日─三十一日

 田中宏輔
 6   1553.2   3   2 

二〇一四年十月一日 「ネクラーソフ『だれにロシアは住みよいか』大原恒一訳」 血糖値が高くて ブタのように太ったぼくは 運動しなきゃならない。 それで 自転車に乗って 遠くのブックオフにまで行かなきゃいけない。 で 東寺のブックオフに行ったら......


現代詩 縦書き 受賞作
作成日時 2020-12-05

あなたとどんぐりとハナミズキの赤い実とわたし

 宵月
 17   3368.0   1   8 

風が冷たくなって 水路に落ちる枯葉が増えて アスファルトに転がるどんぐりを夢中で拾うあなたの笑窪に もうずっと見惚れている どうしてこんなに触れたいのか どうしてこんなに愛おしいのか 夢中でどんぐりを集めているあなたの笑窪に そのうちあなた......


現代詩 縦書き 受賞作 受賞作
作成日時 2020-11-05

曲がり角

 ピム
 9   2060.0   2   6 

たとえばあの曲がり角を曲がればまた曲がり角が 何度行き来しても覚えられない何回そこには曲がり角が存在するのか 最初の曲がり角を一として次を二にするとじきに元の曲がり角に戻ることがあるそれはいくつめにあたるのかまったく見当がつかない 曲がり角を......


現代詩 縦書き 受賞作
作成日時 2020-11-13

雪女

 うるりひと
 19   2944.7   1   4 

禁戒の昔話に幾年(いくとせ)の 住まい粉雪(こゆき)と溶け去りて 桜の色も酒の香(か)も しんしん積もる雪の下 雪駄を履かぬ雪道の 血の滲む痛さを知る......


現代詩 受賞作
作成日時 2020-10-11

植物園語しょくぶつえんご

 多宇加世
 4   2353.1   1   6 

冬のこない植物園に入れられて ねえ ぺとと舐めれるくらいの きれいな座面のトイレを 確保するのに初めは苦労したよ ねえ結果 見出したのは スタッフさんが午前中のいつのまにかに ホースで水をジャーっとやった その直後の水浸しのトイレを使うことだった......


現代詩 縦書き 受賞作
作成日時 2020-10-25
投稿作品数: 387