作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

イリデッセンス (三篇)

 afterglow
 4   2172.2   1   0 

1 雨傘 西に遠雷 光りだす地平線に 雨の匂いを連れて 今夜こそ 会いたいね 今度こそ 会いたいよ 揺さぶられる 傘の下の僅かな隙間を 雨が濡らしていく もう何も聞こえない もう何も聞こえなくていい *** 2 ......


現代詩
作成日時 2020-07-27

夏の骨格

 茶絹 木蔓
 1   1387.7   0   0 

短く刈り揃えられた、所々穴ボコの毛 盛夏の恒温動物が持つ苛立つような体温 少し強く握れば軋む肋骨と腰からのぼるはずれそうな背骨たち 彼の4本足は全て十分に細く 踵へと下る流線に沿って筋は疲れ、枯れ果てていく 彼は視線の行く先のわからぬ潤んだ眼......


現代詩
作成日時 2020-07-31

教室

 獣偏
 2   1057.3   1   0 

授業中に 生徒の一人が血を吐いた 机の上に血溜まりができた 僕らがくるぶしまで浸かっても 彼は血を吐き続けて 教室は火の池の底みたいだ 先生がドアを開けるのが遅いから 僕は彼の血をたくさん飲んだ 溺れて死んだ者もいる 血が廊下へ引いたあと もう......


現代詩
作成日時 2020-08-07

あの日から

 あん
 9   1758.6   0   0 

あの日から君のことばかり━━     愚かな恋だった     君は      本当に愚かだった      誰も得をしない関係だった   誰も幸せにできない2人だった   せめて本当の恋なら   最少偶数なら幸せに......


現代詩
作成日時 2020-08-01

花散らし

 もとざわ
 1   1256.2   2   0 

群青、灰の空模様 街は騒、霧に光線飛び散って 透明宇宙の暗がりに ゼンマイ仕掛けのまいまいが 溺れ死ぬ瞬間の愛のような、稲妻 息巻いてはいななき 薙いで、流殴、流殴 ((((サイレン! サイレン!)))) 遠くで、はたまた、近くで がなり鳴り......


現代詩
作成日時 2020-08-15

ガラ、シャ

 しゃくやく
 8   1722.7   0   0 

彼女はいつも耳飾りをしておらず、髪は短くない青色や紫色にも見える黒色で、目も唇も肌も色が薄く、身長は高くも低くもない。 五歳のとき、子役として芸能界デビュー。大河ドラマ「賜」で主人公、細川ガラシャの幼少期を演じた。本作のタイトルでもあり、物語の中でも度々......


現代詩
作成日時 2020-08-10

八月の沖で、天使が観測されたわけ

 獣偏
 1   1296.9   1   0 

静かに眠る 神様になった夢を見る子供。テキリスゲの野を歩く どこまで行くか、見捨ててくれるな 空からやってくる、細波の音。 そのともがら 無数のpylonや、石炭の山。 私は亡骸であるべきか 船は星を積み 海から生まれたものは ついにさらわれ......


現代詩
作成日時 2020-08-09

1日目

 プレイヤ
 5   1646.6   0   0 

小さい頃は母から勉強しろと言われたもんだ。 きっと他の家庭程言われる事はなかったが、よく覚えている。 決して低学歴でない母の決め台詞はいつもこう。 「私ですらもっと勉強していればと未だに後悔する。そうならない為に、ちゃんと勉強しなさい。」 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-14
投稿作品数: 8529