作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

フィラデルフィアの夜に XⅧ

 羽田恭
 4   1308.1   0   1 

 フィラデルフィアの夜に、呼びかける声がします。 街の雑踏に、紛れ込むようにそんな声がします。 「おおい、おおい」 そんな声でした。 行きかう大勢の人々の中、その声に反応したのはただ一人だけ。 気のせいかと思うも、その声はやはり耳に届く。 「お......


現代詩
作成日時 2020-10-25

未来の川岸

 せいろん
 10   1995.8   1   1 

川岸に座り 必死に泳ぐ子供を見る 今にも溺れそうだが その顔はまさしく 幼少の私だから 私は私を掴んで 岸へ持っていくんだ きっとこの子は いかにも幸せそうな私を はっきりと見つけたから 生き延びられたのだ......


現代詩
作成日時 2020-10-01

ロマンティストの遊歩

 stereotype2085
 17   2896.2   2   0 

「僕は結局自分がロマンティストであるのを認めたってわけさ」 ローランド・オーザバル 飲んだくれが阿呆とそしられ空から落下する イカロスも呆れるほどの落ちっぷりだ 物理法則も裏切るほどの速度で堕ちて行って 挙げ句幽霊にもなれなかったそいつは 今で......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-10-01

未のうた①

 未
 0   911.9   0   0 

視界の先に校舎がおぼろげに見えている。強い日差しにさらされた校庭には、体育座りをした子供たちが集合している。皆、顔はよくみえないが、その様子から、何かよくない雰囲気であることはわかる。視点が急に変わり、ぼくは皆と同じように体育座りをしている。と、いまが新学期の......


現代詩
作成日時 2020-10-27

平らな否定

 m.tasaki
 0   1044.3   0   0 

平板な羅針盤に描かれた針は どこをも指さない 平坦になった地球の縁からは どこへも落下しない 平行な細管に拉致された光束は 何ものをも照らし出さない 平均化した角膜からは 何も屈折しない 平準化した網膜は 剥離すらしない ......


現代詩
作成日時 2020-10-26

遠雷

 シナスタジア
 1   1281.1   0   0 

架空の遠雷が鳴っている。 身体は乱雑に折り畳まれ、頭は叫び声と共に霧散する。 上も下も、正しさも間違いもわからない。 何もかも失うかもしれない。 不出来な呪い。 それは無防備な臓器となんら変わらない。 愛も名前も意味......


現代詩
作成日時 2020-10-14

現実を超えて回り続ける

 r
 2   2339.3   0   0 
<批評対象作品>

日本にシュルレアリスムがもたらされたのは、まず文学からである。アンドレ・ブルトンが『シュルレアリスム宣言』を発表した翌年、1925年にイギリス留学から帰国した詩人の西脇順三郎が紹介しはじめたといわれる。 ただシュルレアリスムはすでに終わった過去の文学運......


現代詩 批評
作成日時 2020-10-19

無題

 宵月
 2   1429.4   0   1 

もっとゆっくり もっと穏やかに 深く 深く 身体中に染み込むように 風の匂いと 空の色 海の温度と 砂の湿度 触れられるものと 触れられないもの 確かな気持ちと 不確かな真実 会える明日と 会えない今夜 届く言葉と 届けられない気......


現代詩
作成日時 2020-10-17
投稿作品数: 8191