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未来の川岸
川岸に座り 必死に泳ぐ子供を見る 今にも溺れそうだが その顔はまさしく 幼少の私だから 私は私を掴んで 岸へ持っていくんだ きっとこの子は いかにも幸せそうな私を はっきりと見つけたから 生き延びられたのだ
未来の川岸 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1938.4
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 5
作成日時 2020-10-01
コメント日時 2020-10-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 5 | 5 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 5 | 5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
幼少期の私がおぼれている。あるいは幼少期の私に顔が似ている。岸へもっていく。岸が何を意味しているのかと言うのがこの詩の肝だと思いました。
1エイクピアさん コメントありがとうございます。 そうですね!確かにそうだと思います。 深く考えて下さり、感謝いたします!! ありがとうございます。
0一瞬思ったのが、この川がどんな川なのか、という事。 なにせ、象徴的にも現実的にも境界なので。 普通に読めば溺れそうになった子供が、かつての自分とダブったなんですが。 この川が三途の川だったらまた違いますし。 しかもそれが彼岸と此岸だったら意味合いが全く違うので。 生き延びられたとあるので、此岸でしょうけど。 もし彼岸と此岸なら、仏教的に悟りに至りそうなかつての自分を引き上げようとしている、という事にも。 この場合、彼岸に至らないと危ぶない場合も。 釈迦の弟子に危うい人もいない訳じゃなかったですし。 自分だけかもですが、色々な意味に読めるようです。
1羽田さん コメントありがとうございます。 いつもとても温かい言葉と解釈感謝してます。 この詩は過去の自分が人生を歩み損ねかけた時、未来の自分が見えた気がして、頑張れた…みたいな感じです。 ありがとうございます!
0沙一さん コメントありがとうございます。 これはもちろん自分自身のことを書いてるんですが、沙一さんのおっしゃるとおりです。私は今幸せとは言えない、言えないというか、このような世界では幸せが得られないような気さえしていて、ごもっともな解釈なんです。 その私の気持ちが詩に反映されていたなら、それはそれで成功であることを祈ってます。 読み飛ばしてしまいそう、そうですよね!(笑)うんうん!ほんと力不足なんですが、最後にお褒めの言葉も頂いて恐縮です。 ありがとうございます!
0ABさん コメントありがとうございます。 >全ての悩む子供たちに >あるいは、老若男女全てに >優しく向けられているのでは こんな素敵なことを言われて、私は幸せです。 投稿して良かったなあ、と感じています。 ありがとうございます!
0良作です。 如何に難しく、読まれないように、或いは読み解けないように書いてやるぜオラァ!!みたいなセンスで書かれた作品を多く目にしてきましたが、そういった野郎どもに本作を見せつけてやりたい気持ちになります。 たぶん賛否あるとは思うのですが、私が思うに、本作は極めて真っ直ぐに詩を書かれているところが魅力だと思います。真っ直ぐというと変な感じですが、要するに、自分の頭にあること、自分が浮かべた表現したいことを、そのまま文章に出来ているのだと思います。 私も含め大抵の人間はそんな事は不可能ですので、どの言葉や比喩、表現技法であれば自分の頭に浮かんだことを形に出来るのかに苦心すると思うのですが、本作を書いた筆者は、それをさらっと出来てしまうのだと思います。 まあ要するに、こんな難しいことをさらっと出来てしまう事に嫉妬心を覚えるということです。
2ふじりゅうさん コメントありがとうございます。 そんな褒めていただけて、嬉しすぎます\(^o^)/ ふじりゅうさんの「粘土」はとても良かったですし、ふじりゅうさんの味が出てると思います。 最近は他の方へのコメントがあまり書けておらず、反省しています。 ふじりゅうさんのコメント、とても魅力がありますね!! ほんとにありがとうございます。
0>いかにも幸せそうな私を この文が推量で書かれていることによって、いろいろと考えさせられます。 子供から見たら、大人の「私」は幸せだと断定できないけれどもそう信じた。大人の「私」はというと、そもそも幸せが何なのかよくわからない。そんな両面を併せ持つ良い文だなと感じます。
1rさんコメントありがとうございます! 深く読み取ってくださって、ありがたいです。嬉しいです!! このような短い作品でも、rさんや他の方々のようにしっかり真面目に読んでくださると思うと、感謝しかありません。 ありがとうございます!!
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