作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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たたかい

 高橋髙橋
 8   711.1   0   1 

 三月 はじめて身にまとうコーデュロイのジャケットの袖口に 栗色のボタンがついていた ことを私はふいに思いだす この冬を 遠くから見つめるリスの尾は 中空でひろがる綿ぼうし 長く息を止め つんと澄んだ冬の匂い あるいは きみが おろしたてのパンツをはき その白......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-01-29

至福の悲劇!

 フニ
 0   287.4   0   0 

試されている、今、はた留り、、時流 美は自ずから誘惑する ここに私の最後の波濤がある 対なる高波は滴るような青を秘めて 白い、無垢の性質 記憶の、、、泡 過去よ! これは巡る天体に沿って 潮満ちる、写しの浮世、、、影 だんだんと闇堕ちて ......


現代詩
作成日時 2025-02-06

球体より(強い光として)

 らりるれろ
 1   239.6   0   0 

夜空を見上げる 天井に一等星が引っかかってる 彼はおちたいのだ きっと 朗らかな陽が差す体育館 バッシュのスキール音と共に 滝壺へと投げ込まれたいのだ きっと 空の境界がないのならば 僕は今も僕ではない あれよあれよという間に 運び出......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-02-05

abduction 誘拐

 らりるれろ
 3   337.0   0   1 

眼鏡もいらない 子鹿のように頼りない 七三分け崩していく キリギリスの血を蟻の身体で 甘んじて受けたのさ ヘイヘイ さぁてどれが地図だらう 父が淹れたコーヒーがぬるまる あの子の頸の産毛が風になり損ねて 砂漠のキリンに油を注ぐ 日常は......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-02-02

“さようなら”

 omado
 1   426.7   1   1 

さようなら、に続く言葉をずっと探している。 さようなら、 左様なら。 そうであるのなら、何なのだろう。 貴方の別れに告げる言葉が、そうであるのなら、私は何が言えるだろう。 言いたい言葉を飲み込んで、 つっかえる喉から言いたくない言葉を吐き出して ......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-01-31

愛媛、大阪、釧路、そして、人間到る処青山有り

 watertime
 9   800.0   0   1 

 大阪に出た時、僕は十八歳だった。愛媛の片田舎から初めての大都会、しかも独りぼっちで。それまでは、修学旅行を除いて、故郷を離れたことはなかったのだ。心ぼそくて泣いていたけれども、何故か前に見たことがあるような景色を感じたものだ。そして、一年もすると、僕は大阪に......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-01-29

鳥群

 人類
 8   404.9   0   3 

鳥たちが 黒くまあるい群れをなし 足並みそろえて宙を舞う 左に右にたてにななめに ぐわんぐわんと舵を切り くうきをかきまぜ波立てる 一瞬一瞬はじけるように 空をまっちょに切り刻む 自分がとぶということを みじんも疑わないような ......


現代詩
作成日時 2025-02-01

鈴の音と君のくれた記念日

 テイムラー隆一
 10   981.2   0   2 

星々が波一つない水面に照り映える 冷たく澄みきった世界 聞こえてきたのは鈴の音 その音に耳を傾けると 不思議と君のいた日々を思い出す 記念日たちの集合体 君はどんなことでも記念日に仕立て上げる天才だった 僕が君の作ったサラダを美味......


現代詩
作成日時 2025-01-23
投稿作品数: 8525