作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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増築太郎

 妻咲邦香
 6   834.5   0   1 

私の名前をご存知ですか 「増築太郎」と申します 増築重ねてウン十年 昼でも夜でも増築で 建て増し人生まっしぐら 母は病気を患って 父は(隣町との)戦争で行方不明 幼いがしっかり者の妹と 半人前の弟と 一家四人に雑種犬 養っていかなくては......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-10-04

海の泡

 きょこち(久遠恭子)
 19   1231.1   2   5 

海の泡になって朦朧と夜を渡りたい 明け方を待っていたあの頃のようにうたた寝をしながら 海岸に打ち寄せられた残留物は思念波を発している 思い出を手繰り寄せてはみるものの 何もかも元には戻らなくて さようならという言葉だけが水面に浮かんでいる ......


現代詩
作成日時 2023-10-04

ダンデライオン

 ヒノネリホ
 6   876.8   0   0 

人のために生きる為に まずは自分の気持ちを捨てました 誰かの理想になるために 大義名分にゼンリョクササゲマシタ 人の笑顔を作るために とにかくしゃにむに働きかけました 周りの人を楽しませるために 自分の気持ちを犠牲にしてきました そして......


現代詩 歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2023-10-05

五日間のレッド・ツェッペリン

 yasu.na
 8   901.4   0   1 

今聴くと、レッド・ツェッペリンは明るく楽しく鳴る 音楽ファン必聴の偉大なバンド 知ったのは大学一年の時だった 怠け者で世間知らずだった僕もバイトをした 秋の終わりの新宿は行きの夜も帰りの朝も悲しかった 二十四時間営業の喫茶店 そこの夜勤のバイト......


現代詩
作成日時 2023-10-04

寝室二等星

 史憂
 5   611.0   0   1 

音の無い夜に 果てしなく続く暗黒を 照らす寂しげなニ等星 薄く開いた目の奥に 鋭く気高く瞬いた どこにぼくをいざなうの? なにをぼくに見せたいの? 頬をかすめる冷たい風は 失われた未来を奪ってゆく 五畳半の裏銀河 朽ちる胸の......


現代詩
作成日時 2023-10-05

遠いラブレター

 砂まみれ
 20   1740.5   0   4 

聴いて 黄ばんだパンザマストの音 帰り道で追いかけた影は 不気味な心情と 分離している あのね あの時感じた 彼の優しさも 電波に乗れば 途切れ途切れで 中身のないあの子と同じ でもさ ここにいる いつまでも 愛していると 枯れる......


現代詩
作成日時 2023-09-01

mixture

 完備
 5   808.7   1   0 

燃える水 それを汲む老婆 酒と思ったか 舐めるべろ醜く 流れる火に手を浸し焦げた 青空の対義語として 陰嚢やわく舐めるとき あえぐ男の醜悪さ愉しく やや塩からい陰茎を 吸う、齧る、そうして、 たとえば凍った風を 温めるのは誰のてのひ......


現代詩
作成日時 2023-10-04

鐘の音が聞こえるのです

 あしはら とよくに
 2   553.1   0   0 

あなたがいるその場所は 灼熱なのでしょうか? 氷のように凍てつくのでしょうか? 光に満ちているのでしょうか? 闇に閉ざされているのでしょうか? 季節は春なのでしょうか? 秋なのでしょうか? 北風が吹くのでしょうか? 南風が吹くのでし......


現代詩 ビーレビ杯不参加
作成日時 2023-10-04
投稿作品数: 8528