余熱 - B-REVIEW
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余熱    

冬空の星が流れて あなたを想った、余熱の孤独。 冬空の街を流して ひとりで歩いた、余熱の孤独。 抱きしめられることに、 抱きしめ返すことができたら。 白い息に、運命も流した。 何も捨てられないわたしに、 あなたが応えられるはずもない。 すべてを捨てられるあなたに、 わたしが応えられるはずもない。 温かいから、寒いんだ。 余熱の孤独。 どちらが一人なのか、 やっぱり、わからないね。 運命という言葉が持つ 温もりと冷たさ。 余熱も、ふたりじゃなければ、 冬空に消えていく。



余熱 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 1249.8
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2022-06-26
コメント日時 2022-07-04
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/09現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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2025/04/09 17時58分00秒現在
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    作品に書かれた推薦文

余熱 コメントセクション

コメント数(5)
よんじゅう
よんじゅう
作品へ
(2022-07-02)

あまり関係ないのですけど。プラスティックツリーのスピカという曲を思い出しました。正直ぼく世間的には大人なのでこういうのもう忘れていました。ありっちゃありだと思うっす。

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九ノ調  モモ
九ノ調 モモ
よんじゅうさんへ
(2022-07-04)

よんじゅうさん 感想をくださり、ありがとうございます。 プラスティックツリーのスピカ、聴いてみました。 星というのは、過去、現在、未来のことをすべて、同じ瞬間の中で感じさせてくれるものですね。

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田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2022-07-04)

何も捨てられないわたしに、 あなたが応えられるはずもない。 すべてを捨てられるあなたに、 わたしが応えられるはずもない その通りだと思いました。

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九ノ調  モモ
九ノ調 モモ
田中宏輔さんへ
(2022-07-04)

田中宏輔さん 共感いただき、ありがとうございます。嬉しいです。 余熱も消えてゆくふたりです。

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エイクピア
作品へ
(2022-07-31)

流星に意味を見出すのは古来からの習慣かもしれませんが、不吉な事、良性な事、中立的な事、そして矢張り、積極的に流れ星に祈る事を人間はしてきたと思います。運命は変えられるとかでは無くて、ただそこにある、そんな認識がこの詩にはあると思いました。ひとりや二人と言うシチュエーションに冬が仲立ちしているようでした。

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投稿作品数: 2