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コンビニの外に君を捨てたい。
ロングスカート 君が振る舞う香水に若い男の影が見えて、この指止まれって長い爪が言っている。拾わなければよかった、帽子と合鍵。 ガチ恋とか言いながらお金をかけるだけで、それだけで愛情を測ろうなんて、おこがましいよ。自分が嫌いだったら誰も愛せないから、推せるだけ良いね。嫌味ってザラザラしている。酒飲めば治るから、ゆっくり待っている。おかえりって子供が言ったらきっと夜だね。 可視化された女性性が好きだってもう言えない。君の中の揺らぎに触れたら、性欲だけで生きていけそう。だからやめとくよバードウォッチング。鳥を見るだけ、音楽を聴くだけ、しゃべるだけ。抽象化されたらそんなもん。 完全な僕がいるイデアに行けたら、行けたらどうする?終末の選択肢が死ぬ以外ないの、間違ってるよシャボン玉の作り方。 コーヒーを夜中に飲んだから、何もかも諦めている。情報に左右されて、未だに自分が分からないよ。長い思春期を抜けたら、僕には何も残らない。マウント取らないとやっていけない男子。関わらないようにしている。魂の深みが濾過されて、君の元に届くよ。着払いだけど、吐き気は抑えて。恋人の話をする時に検温をして、コンビニの外に君を捨てたい。そしたら明らかに僕は死んで、死んだ後神に言うんだ、「世界はまあるいお星様!」ってね。
コンビニの外に君を捨てたい。 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1248.4
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 4
作成日時 2022-03-09
コメント日時 2022-03-19
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 4 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 4 | 4 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
読んでいて気持ちのいいリズム感、語感のよさがいいと思います。 情景も、暗闇から明るみへのコントラストが鮮やかで、抜かりがない、また逃げるところがない救いようのなさが好きです。
1んー 頭も心もこの詩の言葉たちに入り込むことを拒否している。 なぜだろう。 おそらくだけれども何か発表したい思想や考えがあったのであろう。 それを詩に載せてお伝えになった。 が、そんなものは興味がない。全くというわけではないが。 例えば塚本邦雄は 「短歌の創造は書き手8割読み手2割」 という考えを打ち出していて、読み手にさえ作品の創造を委ねている。 短歌とこのような詩を一括りにしてはいけないと思うが、しかし同じく「詩」である。 もう少し読み手が縦横無尽に疾駆できる想像力の荒野を残しておいては。
1私は四角形の星が好きです。 どこにもないけどね!
1コメントありがとうございます。読み手の想像力に委ねることは全く考えておらず、勉強になりました。
0「コンビニの外に君を捨てたい」なんか言葉にならないもやもやを具現化した物の様に見えます。私もコンビニにすてたいものはあるのですが今はゴミ箱のないコンビニもあったりして難しいですね。
1ありがとうございます。詩を書くモチベーションになります。
1モチベーション、大切ですね。ありがとう。
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