別枠表示
二刀流
私の肩に蜘蛛が乗って居て 二刀流の筈だった 棍棒の一本が落ちてしまった 土まみれの棍棒は 使う気が起こらない その代わりにラムネの瓶を 拾い上げた 少しの汚れをピーラーで こそげ落す 私は交尾から目をそらし トミーズソフトクリームを食べ始めた コミンズカー大先生の下で 学を深めていた頃でもあった 未婚の母が最近増えて居る様な気がする ラムネの瓶では凶器にならないような気がする 私は再びまともな二刀流を模索して 棍棒の思想を止めて 剣を求めた
二刀流 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1162.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 5
作成日時 2021-12-29
コメント日時 2022-01-06
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 5 | 5 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 5 | 5 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 5 | 5 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 5 | 5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
私は交尾から目をそらし トミーズソフトクリームを食べ始めた コミンズカー大先生の下で 学を深めていた頃でもあった 以上の引用箇所がこの詩の謎を強めていると思った。
1類さんコメントを有難う御座います。コミンズカー大先生は東京裁判の事が念頭にありました。イギリス側代表で東京裁判の検事を務めた人です。学を深め居ていたのは自分自身の事ですが、少しユーモラスな雰囲気が出ればと思いました。「交尾」と言うのは天道虫とくにベダリアテントウムシと言って、カイガラムシなどを食べてくれる昆虫が念頭にありました。葉などで交尾して居る姿を何度か目撃したことがあったからです。
0