私が垂れた - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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私が垂れた    

椅子に座り 膝に手を置き俯くと 垂れた、  たった一滴だけ 鼻の先から 私が 私が垂れた、 それは涙でもなく 汗でもなく 鼻水でもないもの しかし つむじからつま先まで 全てを含む 私だ 私自身だ、 目を閉じていても 見えた一滴は 惑星ほどの質量を秘め 下降していく 私と 私と地上の間を、 そして誰かに 呼び掛けられ 立ち上がるまで 無限の距離を旅する 一滴の行方を 私は 私は知らない、 垂らした私も 私を知らない 鼻の先から 私が 垂れた 膝に手を置き俯いた



私が垂れた ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 0
P V 数 : 955.0
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 2

作成日時 2021-10-23
コメント日時 2021-10-26
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性11
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成11
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性11
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成11
総合22
閲覧指数:955.0
2025/04/14 02時19分51秒現在
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