僕もあなたも何のために生まれたのか - B-REVIEW
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僕もあなたも何のために生まれたのか    

曽祖父の写真を見ていると 奇妙な気分になる この人のことを僕は知らない 覚えてる人だって少ない 伝え聞いたことだけで 何を知ってるというのだろう ただ血を受け継いだだけで 何を知ってるというのだろう 僕はただ見つめるだけで 写真に写る彼は何も言わない 僕が苦しんでも 悲しんでも 彼はいつでも笑っている ただ一言だけ交わせるならば 僕もあなたも何のために生まれたのか それだけを聞かせてほしい


僕もあなたも何のために生まれたのか ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 1126.5
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-09-24
コメント日時 2017-10-08
項目全期間(2025/04/09現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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閲覧指数:1126.5
2025/04/09 17時04分55秒現在
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    作品に書かれた推薦文

僕もあなたも何のために生まれたのか コメントセクション

コメント数(8)
湯煙
(2017-09-24)

何故に故人に向けて人は問いを発するのか? 墓参りや法事をおこなうのか。イタコはなぜ存在するのか。そうした魂のあり方をめぐる素朴な疑問について考えさせるようです。昨今はデジタルフレームやデジタル納骨堂、あるいは散骨等。弔い、埋葬。祈りの形もまたさまざまに変化をともないつつ行われているようです。生前に記録保存された先祖が音付きで語りかける、そうしたものも興味深いです。

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山師
(2017-09-24)

おはようございます。お初にお目にかかります内藤です。 湯煙さん早速ご感想を書いて頂きありがとうございます。

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森田拓也
(2017-09-24)

おはようございます。 どんな人だったのか会われたことも話されたこともないけど、 どこか自らのお心の片隅で忘れずに気になっておられる曽祖父さんの写真への 語りかけが、静かに描かれていますね。 特に第6連の 僕が苦しんでも 悲しんでも 彼はいつでも笑っている という表現は特に印象的な部分で、 とても( ^ω^)内藤さんの深い感性表現を感じます。 「何のために生まれたのか」 「それだけを聞かせて」 の部分の表現も心を打たれます。 ずっとそうやって曽祖父さんと無言だけど大切で静かな対話を されていくんだろうなって。

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山師
(2017-09-24)

森田さん。以前にこちらの掲示板を紹介していただきありがとうございました。 新しい発表の場が見つかり嬉しい限りです。また、同じ詩を二度もご批評いただき恐縮です。

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山師
(2017-09-28)

花緒さんどうも初めまして。 投稿内容のことは置いておいて顔文字のことを説明しますと、 このサイトに来る前あるチャットでハンドルネームに使い始めたのが元です。 内藤ホライゾンというこの顔文字はかつて一世を風靡しましたが、今は人気も落ちあまり使われなくなりました。 内藤とは皆の笑顔の為にブーンと走り続ける儚い存在でありました。僕はその儚さに心を打たれ仮の名として拝借したつもりです。 この顔文字はインターネットにおいて抽象化される僕個人を投影したものなのです。だから投稿する詩と僕と内藤は独立した存在なのです。 ところで( ^ω^)を使う際の原則として語尾に「~お」を付けなくてはならないという慣習がありますが、 今回は初投稿であったため意図的に省きました。次回以降は完全に( ^ω^)語で通していく方針ですので、皆さん何卒ご容赦ください。

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山師
(2017-10-01)

花緒さんへ 僕なりに検討した結果、このサイトではふつうな話し方とすることに致します。 不快に思われたり荒らしに繋がりかねないことを考慮するとここではやはり常識に従おうと思います。

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コーリャ
(2017-10-08)

内藤さんすてきなお名前ですね。この作品はとても不思議な感触です。ミニマルな構成で素晴らしいと思いました。題名にきちんと集約する、何か足しても、何か引いても、損なってしまうような、デリケートな魅力があると思います。なんだかとても日本文学的な、淡い美学のようなものを感じました。

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渡辺八畳
(2017-10-08)

→内藤ホライゾンというこの顔文字はかつて一世を風靡しましたが、今は人気も落ちあまり使われなくなりました。 →内藤とは皆の笑顔の為にブーンと走り続ける儚い存在でありました。僕はその儚さに心を打たれ仮の名として拝借したつもりです。 →この顔文字はインターネットにおいて抽象化される僕個人を投影したものなのです。だから投稿する詩と僕と内藤は独立した存在なのです。 なんか下手に純文学然としたものを書くよりも、内藤氏はこういったゼロ年代のインターネット事情に対しての諸々の感情をネタとして詩を書いた方がいいのができそうな気がする。考えてみればもう近過去の域だ。5ちゃんねるになったし。ホライゾンなんて何年ぶりにみたかってぐらい。せいぜいなんJ民と原住民ぐらいしか最近は見ていなかった。 劣化しないデジタルも古びてしまう、二進数へ向けての我ら三次元空間に生息する有機体からの感傷、そういうのってこれからの時代需要があるように思う。平成版三丁目の夕日。てか私がそういうの書きたい。

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