交通ルールを守らず歩道にに広がるお子様たちを
華麗に避けるために車道に繰り出して
瞬く間になめろうになりたい
突然ダンプによってなめろうにされた大人を見て
お子様たちは無邪気にはしゃいでそのまま食うだろう
あるいはそれがトラウマになったりして
なめろうを食べれなくなったりして
大人は子供を守るものだから
なめろうになっても守るべきなのだ
命を持ってるだけの老いた肉体は
さっさとなめろうになるべきなのだ
なめろうとして恐怖の糧になってはじめて
生きててよかったということになるんだ
この大人がなめろうになったことでルールを植え付けられ
君たちはなめろうにならずに済む
あるいはなめろうになりたいときに
真面目な大人を思い出し踏みとどまる
守られることのない大人なんだからもう自分はなめろうでいいや
大はしゃぎして食ってくれ
プリキュアの傘ももうさせないし
ダンプよ早くなめろうにしてくれ
そうした決死の旋回に子供たちは目もくれず
私はなめろうにすらなれず
ひとりびちょぬれで帰路に着く
作品データ
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作成日時 2021-05-13
コメント日時 2021-05-29
#現代詩
#縦書き
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2024/11/21 23時02分11秒現在
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しびれました なめろうになって貪られたくなりました
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