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欠席
制限速度7kmは海のなごり
欠席 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1985.4
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 11
作成日時 2021-03-21
コメント日時 2021-04-04
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 11 | 11 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.5 | 1.5 |
前衛性 | 0.5 | 0.5 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0.5 | 0.5 |
技巧 | 1.5 | 1.5 |
音韻 | 0.5 | 0.5 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 5.5 | 5.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
7は乗り物にしては遅いね。制限速度だから徒歩ではないよ。海沿いの町を原付でとろとろと走ってると見せかけて、海のなごりだから普通の道路を走ってるというね。心象イメージは海沿いの道かな。
1結婚式を欠席してるというタイトル。もう子どもじゃないのさ
1海は昔の思い出。これはベタだからみんなに伝わるね。"なごり"だから今は大人
1泣きながら歩く子供の姿を想像しました。なんか悲しいです。
1その映像を思い浮かばせることは意図してなかったですね!海までの道は混んでるので、海に行った帰りに渋滞に巻き込まれた車がのろのろと進んでいて子どもはもっと遊びたかったから海を名残惜しく思ってるというおもんない日常みたいな映像が浮かぶとは。詩を読むときに詩的に身構えてなくてかっこいい
1この詩を読んでの私の感想です。 私は海のない町の生まれですが、小学校のころ児童クラブかなにかで近所の山に連れていかれて、『このあたりの山からは貝の化石がでてくるが、よってこの辺りまで昔は海だったのだ』と説明され、その頃の地球温暖化で海面が上昇して陸地が海に沈むというイメージと共に町が海に飲まれる状態というのをイメージして恐ろしくなったのを思い出しました。「海のなごり」という言葉は、時間をものすごく引き伸ばした感覚があって素敵ですね。
2あなたのコメントは思出話メインで、感想は最後の一文だけですね。これは規約違反なのではないですか?
2私の判断としましては思出話はライ麦さんの作品を読んで想起したものなので、作品を読んで感じたこととしてコメントしました。
1極限まで削った輝く詩。多くの詩人は彼の前では言葉が無駄に多すぎる。って言っておく。
1前作は四行で、その一行一行が素晴らしく、それぞれの行の趣だけで 4つの詩ができそうなほどだったので、注目していました。たった一行 とは、チャレンジですね。でも、俳句よりは長い。7kmというところに 鍵をみつけました。制限速度というからには、km/hが普通です。従っ て、これは制限速度の数値ではなく、その道の制限速度で走った距離 ではないでしょうか。欠席して(サボって)海へ行き、泳いで遊んでそ の帰り道をバイクかな、走った距離の7kmは、まだ体がいたるところ 濡れていて、海のなごりが残っていた---------そんなふうに感じま した。傑作です。 と思ったが、作者のコメントをみたら、全然ズレてる笑 ?。
1ナイス。
1かなり僕のイメージと近いです。数学とは違って詩が表す内容に正解はないものですけど、イメージや状況を共有できてうれしいです。また、僕と読んだ人の心象が大きく異なっていてもおもしろいです
1たまたま思いつきました。良い詩を思いつく方法をそろそろ思いつきたいです。人から教わるのもいいですけどね
1ありがとう。たまたま思いつきました。そろそろメソッドを確立したい。いきあたりばったりではなく。
2タイトル「欠席」の静的なイメージと、本文の動的なイメージが重層的に調和されていると思いました。タイトルが「欠席」であるからこそ、本文のイメージがより魅力的に映ります。「制限速度7km」という現実感の強い言葉と、「海のなごり」の語に感じられる幻想のような響きが、繊細かつ大胆に結び付けられていて、しかも一行だけなのがまた繊細さと大胆さを更に強めています。タイトルと本文が対比関係を結び、本文それ自体も現実と幻想が対比関係を結んでいて、相乗効果が2倍になっていると思いました。
1ほんとはちゃんと分量のある詩を書きたいけどそんなに長いものを思いつけなくていつも短くなってしまう。しくしく。
1いいんだよ別に分量なんて本質は変わらない
1