実験02 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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実験02    

心の写真がちぎれていく  朝の噴水は夢を見ている   歌を歌う木の枝に小鳥たちが羽を休めている  涙を流す岩石 苦痛にのたうち回る有刺鉄線の夥しい棘が  切断されて優しくなる   地面に眠る芋は苛立っている 落書きたちがひとりでに踊り始めるとき  横たわる葡萄の喧騒に絵が破れていくとき   星を抱き抱えて死んだ少年が星になるとき  人影が外の光を浴びようと出掛けるとき 倦怠の苦味を吸い尽くした地球儀が成長したとき  そのつまらない鼓動が部屋中に広がったとき   暖炉の前の掌が燻みはじめたとき    謎はどれもみな酸っぱかった 謎はどれもみな酸っぱかった  増える鉄塔   S極の花が咲き  痛みを欲しがる蝶々たちが乱舞する 青色の血が流れて涼やかな匂いが立つ  嗚咽しはじめた蛇口の喉に言葉は棲まるだろう   綺麗な意味ほど突き刺さるのはなぜ    僕らは僕らを模倣して     小さくなっていく      胃袋の中に溜まった手紙たちは     どれもみなインクが滲んでいる 涙よりも重いものを僕は知らない  風が鉛色だ だからと言って全てが絶望的というわけじゃないけど  蟻たちは血を流しながら死んでしまう   木の枝から逃げ出した風船よ    やがては現実に戻るだろう      僕は知っていた    留守番電話の前で4時間も立ち尽くした悲しみを    


実験02 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 1686.0
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 4

作成日時 2020-12-20
コメント日時 2021-01-01
#現代詩
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性22
前衛性00
可読性11
エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合ポイント44
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性0.50.5
 エンタメ00
技巧0.50.5
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1686.0
2024/11/21 23時30分14秒現在
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    作品に書かれた推薦文

実験02 コメントセクション

コメント数(6)
萼
作品へ
(2020-12-20)

抽象と具象が混ざり合って、曖昧でありながらも痛烈な感情が底に感じられました。 わたしの感受性がもっともっと豊かだったなら、わたしの読解力がもっともっと鋭かったなら、この詩をより理解できたのだろうかと、寂しく想うほど。 ほんとうに素敵な詩だと思います。 素人の稚拙な感想で失礼しました。

0
作品へ
(2020-12-21)

萼さん、コメントありがとうございます。 僕は詩を書き続けて14年位になります。趣味の範囲内ですが、16歳の頃から書き続けてきました。こういった形式の詩が書けるようになったのはごく最近の事です。痛烈な感情、僕の人生は痛烈なものです。詩は人生かもしれません。

0
ささら
ささら
作品へ
(2020-12-29)

 初読ではただただ語句と文が悲しく美しいなあと思って読ませていただきました。  私の勝手な読解ですが、 ー歌を歌う木の枝に小鳥たちが羽を休めているー、 の節では、対象と作用が逆転したような文から、自分の心身が乖離してくような感覚を生んでるのかなと思いました。  ー人影が外の光を浴びようと出掛けるときー、 の節では、そんな乖離した自分が消えてなくなってしまうような感覚を覚えたと思います。  そんな痛烈な感情そのものを植え付けられた後、 ー僕は知っていた 留守番電話の前で4時間も立ち尽くした悲しみをー この最後の行で現実に引き戻されると同時に、それまでに描写された感情群が一気に同期されて、悲しみの底に突き落とされたのだと思います。  詩は人生かもしれない、と仰られていることから却って失礼かもしれませんが、こんな詩を書いてみたい、美しいと、読みながら思いました。

0
ささらさんへ
(2021-01-01)

ささらさん、コメントありがとうございます。 深く読み込んで頂けて感謝です。即興で書いたものですが次に選ぶ言葉で私の中身が曝け出されているような気がします。心の→写真が→ちぎれていく。悲しい方に行ってしまうのは人生経験による影響が大きいかなと、そういった意味で詩は人生かもしれないと、そうコメントしました。即興なので意図らしきものは一切入っていません。ただただ自分の感情の赴くままに書きました。良いと仰って頂けて感謝感謝です。

1
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2021-01-01)

涙よりも重いものを僕は知らない ぼくも知らないと思いました。

0
田中宏輔さんへ
(2021-01-01)

田中宏輔さん、コメントありがとうございます。 泣き虫なので、人の涙に敏感です。

0

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投稿作品数: 1