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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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なびいた髪が 冬の匂いになる前に コートの裾揺らして 暮れた街を出る 吹き寄せる枯葉 踏むうちに つむじ風が抜き去る どこへ行くか なるべく遠くか あなたのもとへか 藍鉄色の夜に 黄朽葉が灯る 間近に控えた 離層の形成に逆らい ざわめいている


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作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 1785.4
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-11-30
コメント日時 2020-12-11
#現代詩
項目全期間(2025/04/02現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:1785.4
2025/04/02 17時28分46秒現在
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    作品に書かれた推薦文

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コメント数(8)
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2020-12-01)

詩らしい詩だと思いました。

1
パスワードを忘れ続ける
パスワードを忘れ続ける
作品へ
(2020-12-01)

よいポエムだと思う ただはてななのはなぜフランス語の題名なんだろうということ なんとなくかっこいいからかな あと和色のところも同じ疑問を抱いた そういう手に余る単語を排除すればもっとよくなると思った

1
afterglow
田中宏輔さんへ
(2020-12-04)

お読みいただきありがとうございました。

0
afterglow
パスワードを忘れ続けるさんへ
(2020-12-08)

お読みいただきありがとうございます。タイトルは仮で付けたものでしたが、普段から英語やフランス語、ラテン語等の単語をタイトルに使っているので、自分としてはあまり特別なことをしている感じはないんです。 ただ枯葉といえば例のシャンソンがすぐに頭に浮かびます。そういう連想もあったかもしれません。 日本の伝統色を使ったのは実際に見ていた景色をスケッチするように描きたいと思い、同じ色合いを探るなかで出てきた色だったからです。 とはいえ読み手にはあまり馴染みの色の名前だったかもしれず、仰るようにもっとブラッシュアップしたらよかったと思っています。

1
afterglow
パスワードを忘れ続けるさんへ
(2020-12-08)

あまり馴染みの「ない」色の名前、でした(転記ミスです)。

1
藤 一紀
作品へ
(2020-12-08)

ひとの心情というのは複雑だなと感じ入りました。短いけれど見えるように書かれている作品だと思います。

1
afterglow
藤 一紀さんへ
(2020-12-10)

晩秋の心象風景を藤さんにお届できたようで嬉しいです。 いつもありがとうございます。

0
afterglow
さんへ
(2020-12-11)

クヮンさん、この短い作品の中の小さな声をすくいあげていただきありがとうございます。 仰る通り、つむじ風は背後から来て足元をすり抜けながら行く手へ先導していたような気がします。 藍鉄色、黄朽葉についての洞察もとても鋭く、どきまぎとしてしまいました。

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