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voltiger
なびいた髪が 冬の匂いになる前に コートの裾揺らして 暮れた街を出る 吹き寄せる枯葉 踏むうちに つむじ風が抜き去る どこへ行くか なるべく遠くか あなたのもとへか 藍鉄色の夜に 黄朽葉が灯る 間近に控えた 離層の形成に逆らい ざわめいている
voltiger ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1718.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-11-30
コメント日時 2020-12-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
詩らしい詩だと思いました。
1よいポエムだと思う ただはてななのはなぜフランス語の題名なんだろうということ なんとなくかっこいいからかな あと和色のところも同じ疑問を抱いた そういう手に余る単語を排除すればもっとよくなると思った
1お読みいただきありがとうございました。
0お読みいただきありがとうございます。タイトルは仮で付けたものでしたが、普段から英語やフランス語、ラテン語等の単語をタイトルに使っているので、自分としてはあまり特別なことをしている感じはないんです。 ただ枯葉といえば例のシャンソンがすぐに頭に浮かびます。そういう連想もあったかもしれません。 日本の伝統色を使ったのは実際に見ていた景色をスケッチするように描きたいと思い、同じ色合いを探るなかで出てきた色だったからです。 とはいえ読み手にはあまり馴染みの色の名前だったかもしれず、仰るようにもっとブラッシュアップしたらよかったと思っています。
1あまり馴染みの「ない」色の名前、でした(転記ミスです)。
1ひとの心情というのは複雑だなと感じ入りました。短いけれど見えるように書かれている作品だと思います。
1晩秋の心象風景を藤さんにお届できたようで嬉しいです。 いつもありがとうございます。
0クヮンさん、この短い作品の中の小さな声をすくいあげていただきありがとうございます。 仰る通り、つむじ風は背後から来て足元をすり抜けながら行く手へ先導していたような気がします。 藍鉄色、黄朽葉についての洞察もとても鋭く、どきまぎとしてしまいました。
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