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無印
虫を厨房で見つけた 隠れて殺した 死骸を捨てたバケツは吸殻の山 増え続けるだけのデバイス 変わらない日常 変化が欲しくて新しいものを買う 存在の意味 言葉の重みが 煙のように ふわりと 生活の中で 生まれては消えていく 上澄みだけを汲んで 蓄積を排水溝へと流す こんな日本の丁寧な暮らし
無印 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1820.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2020-09-17
コメント日時 2020-09-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
生きること、生活することの辛さ。苦しみ。そういうものが凝縮されてるなと。そういう時、「綺麗事」がものすごく憎くなったり、嫌悪感を持ったりする。たいとるの「無印」と >こんな日本の丁寧な暮らし は、「無印良品」が提示するような、丁寧で穏やかな暮らし、に対する作者の拒否感があるのかなと感じました。私自身は無印別に嫌いじゃ無いのだけど、自分が苦しくてたまらない時に何かを強く憎んだり嫌悪したりする気持ちには覚えがある。同時に、「無印」は、まだ何者にもなって居ない作者自身を指しているようでもあり。「無印」という言葉の受け取り方によって、そこに、微かな希望を感じることも出来るなとも思いました。 >上澄みだけを汲んで >蓄積を排水溝へと流す ここが色々に考えられて、刺さります。
1コメントありがとうございます。 タイトルが意味ありげすぎて失敗したなあと思いました。 無印。私も嫌いじゃないです。 今の日本はあまりにもペラペラがすぎる気がするし予定調和がすぎるなあと、思ったり 本当に毎日を変えたいなら、、、、とか、色々思うことありすぎてしまいます。そんな思いの丈でした。
1最後の一文が味わい深くて好きです。 私はこういう素敵な締めの言葉を置くことができないので感動しました。
1コメントありがとうございます。 常にフレーズを大事にしています。 しかしながら、タイトルに頓着がないので、そのせいでペラペラになってしまいました。 褒められるのは本当に嬉しいです。
1いわゆるミニマルな暮らしは、果たして《生活》の核心をとらえたものなのか、かつて"ロハス"がその表向きとは裏腹に、この消費社会の徹底化でしかないと看破されたのにも似た疑義を問おうとするものと見受けました。 しかしまだその感触に触れた「予感」のようなところで留まっているようにも感じてさらなる掘り下げを期待したいと感じています。
0コメントありがとうございます。 まだまだ学が足りず、掘り下げや、誤解に繋がるところも多いなと、そういう書き方をしてしまいます。 いずれ深い所へ潜れるように、学んでいきたいと思っています。
0コメントありがとうございます。 学がないので雰囲気重視、読み心地良い詩を想いながら書いております。 シンプルなものほど伝わりやすいと信じています。
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