私が鈴虫だったころ - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

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きょこち(久遠恭子)

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海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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だれのせいですか

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sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

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私が鈴虫だったころ    

私が鈴虫だったころ 羨ましいと思った音は 琥珀の溜め息 翡翠の欠伸 水晶の寝言に 珊瑚のくしゃみ… それに比べて 私の羽音は 暗がりの猫の瞳のよう ああ 美しい音がほしい そう思って ちょいと銀河まで飛んで 星々が放つヘルツを 羽に刻んでまいりました 虫の音点る夏の夜に こまごまと輝く星空を見上げれば かいがらぼねが疼きます それは私が鈴虫だったころ…


私が鈴虫だったころ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 15
P V 数 : 930.5
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-08-15
コメント日時 2017-09-06
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:930.5
2024/11/21 22時39分17秒現在
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    作品に書かれた推薦文

私が鈴虫だったころ コメントセクション

コメント数(15)
田中修子
(2017-08-17)

生真面目に、小笠さんが、ご自分の好きな詩人のように書いてみたいと思って書かれた詩なんじゃないかな、と。 憧れてやまない初々しさが、私はとても大切なもののように思います。

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小笠潔
(2017-08-17)

田中修子さま コメントいただきまして、ありがとうございます。 この詩はだいぶ昔、詩を書こう!と意気込んでいたころに書いたものです。とりわけ、宮沢賢治、八木重吉の書く詩が好きで、この詩はお二人の影響を確実に受けております。 改めて読み返すと、かたちの美しさにこだわって、伝えたい、叫びたいという強さがなく、詩のまねごとであったと感じております。 やはり、読み手には書き手の内面、姿勢が伝わるのだと痛感しました。田中修子さん、率直なコメントをいただき、ありがとうございました。身が引き締まる思いです!

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渡辺八畳
(2017-08-18)

宮沢賢治を彷彿とさせるメルヘンな詩だなと思った。いま丁度これを谷山浩子というミュージシャンの曲を聴きながら書いているのだが彼女の作風にも通ずるものがある。こういうのは結構好き。 ただもう少し早く銀河の下りを持ってきたほうがいいのではないかとも思った。少し前半がダレる。

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黒髪
(2017-08-18)

美しい詩ですね。細やかな思考を感じさせるようで、そこには天性の才能が見えるような気がしました。 逆に、大雑把なことは、特に褒められることもないものですが、強いて言えば息が長いというのが褒めに 近いかもしれない。細やかさ-息の長さ、対比させて探っていかれるのも、良いんじゃないかな、と思いました。

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小笠潔
(2017-08-19)

祝儀敷さま コメントいただきまして、ありがとうございます。 谷山浩子さんといえば、「しっぽのきもち」や「恋するニワトリ」ですね!人の気持ちの揺れを、人ではない動物で表した、メルヘンでありながらセンチメンタルな歌詞に私も魅力を感じます。 私は詩の締めといいますか、どのように終えるか、いつも悩んでしまいます。最後の一行で不時着してしまうのです…。<銀河>のくだりを早めにもってきては?というご意見、全くその通りでして、早めに置くことで別の展開が浮かんだだろうなと思いました。 試行錯誤の仕方さえ分かりませんでしたので、祝儀敷さんのご意見で、それを学ぶことができました。今後、悩んだときには形を変える勇気を持ちたいと思います。

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田中修子
(2017-08-19)

私の書き方が悪く、お伝えできなかったのかもしれませんので再度書き直させていただきますね。すみません。 私は、小笠さんのこの作品が、とても好きです。 誰かの作品を好きだ、こんな風に書きたい、という気持ちが、すごく伝わってきて、なんだか愛おしいのです。 また、よい作品・よい作家に触れ、いいところを真似して書くのは、とてもいいことですし、若いころへたに自分の独創性を打ち出していくよりは、上達が早く、のちのち才能の長持ちがします。 独創性など、年を取って、他の人を考え方をだんだんうけつけなくなり、頑固になってしまえばいやでもついてきちゃうものだと思っております。 いいものをたくさん読み、たくさん好きになって、たくさん書いてほしい、と願ってます。

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高橋功亮
(2017-08-19)

素敵な詩でした。高橋功亮

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小笠潔
(2017-08-31)

黒髪さま コメントいただいておりましたのに、返信が遅くなりまして、申し訳ありません。 いただいたお言葉は、どれも身に余るものばかりで…。励ましとして、今後の詩作に活かすとともに、寄りかかることなく、気を引き締めていきたいです。 《逆に、大雑把なことは、特に褒められることもないものですが、強いて言えば息が長いというのが褒めに近いかもしれない》とありました。確かに、言葉一つ一つにはこだわりがあるものの、詩全体を捉えたときに、そのこだわりだけが妙に浮いているのが分かりました。形は整っていても、中身が充実していないのです。こだわりは何も詩に限らず、私の生活全般に言えることでして…。細かいところも大事だけれど、伝えたい「核」の部分を持たなければ…と常々思っております。なかなか上手くはいきませんが…。 詩というものは、書き手を表すのだということを、今回、黒髪さんや他の方々のコメントを読み、実感いたしました…!

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エイクピア
(2017-09-01)

「琥珀の溜め息 翡翠の欠伸 水晶の寝言に 珊瑚のくしゃみ…」 これらの例のあげ方がいいと思いました。山村暮鳥の強盗喇叭みたいな「聖三稜玻璃」の中の詩とは単純比較はできませんが、ふと思い出す事が出来ました。

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小笠潔
(2017-09-04)

花緒さま 返信が大変遅くなりました。コメントをいただき、ありがとうございました。 「着地点と出発点が同一」とありました。そうなのです…私の今後の課題、どのように終わるか…これを書いたときも、終わり方に迷いました。無難に最初を繰り返して終わろう…と妥協した覚えがあります。いけませんね。 どうも私はせっかちでして、詩が辿り着くところまで何度も言葉を自由に泳がせる、気の長さが足りないなと痛感しました。

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京のふじ
(2017-09-04)

はじめまして。コメント失礼します。 「鈴虫」という枠から詩の外身と中、どちらも美しく感じ魅せられました。 とても良かったです。

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小笠潔
(2017-09-04)

田中修子さま 田中さんからいただいたコメントに対する、私の受け取り方にも問題がありました。再度、丁寧で温かなコメントをいただけたことをありがたく思い、感謝申し上げます。 美しい詩が書きたくて、美しいと思う詩人の作品を見ては感化され…しかしそれでは自分の詩とは言えないじゃないか!と自分を叱咤していましたが、考えてみれば自分の詩に辿り着くのはだいぶ後々のことで、田中さんが伝えてくださった「いいものをたくさん読み、たくさん好きになって、たくさん書いてほしい」という思いを受けて、大切にしていきたいです。素直に、美しいと思うことがいつまでもできるとは限らないですから。 「愛おしい」と言われ、心がぽっと温かくなりました。ありがとうございました。

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小笠潔
(2017-09-05)

高橋功亮さま コメントいただき、ありがとうございました。一言でもいただければ、励みなります!

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小笠潔
(2017-09-05)

エイクピアさま コメントいただきまして、ありがとうございます。 山村暮鳥は名前ばかり知る詩人でして、私はその作品をじっくり読んだことがありません…勉強不足です。「聖山稜玻璃」を調べてみたところ、とても美しい言葉とその纏まり方に惚れ惚れいたしました!是が非でも詩集を読もう!と決めました。教えていただき、ありがとうございました。

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小笠潔
(2017-09-06)

ふじみやこさま コメントいただき、ありがとうございます。 鈴虫の声は美しいですよね。詩の中身もそれと同等な、美しいものにしたいと思うのですが…なかなか難しかったです。いま思うことは、もっと鈴虫の声を聞いて、書くべきだったということです。鈴虫の声よりも美しく響く音が<銀河>にあるだろうか?と。<銀河>という言葉が与える神秘的なイメージに詩を委ねた点が反省すべきところだと思っています。 しかし、この詩を少しでも美しいと感じていただけたことが、私はとても嬉しかったです。

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