夜行 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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夜行    

こんにちはナイト・フライヤー、僕は夜を旅したい すまないナイト・フライヤー、灯りはしまっておくよ それではナイト・フライヤー、どこへ行こうか ありがとうナイト・フライヤー、もう戻らない故郷の光は最高の餞別だった おやすみナイト・フライヤー、君の背で少し眠らせて貰うよ 不思議だナイト・フライヤー、夜目でも君は漆黒にしか見えない 嬉しいねナイト・フライヤー、君の話を僕は聞きたかった 悪いねナイト・フライヤー、僕のために食べ物を取ってくれて 行こうかナイト・フライヤー、ここは夜にしては眩しすぎる おかえりナイト・フライヤー、君は黒いのによく目立つね 嫌だよナイト・フライヤー、別れは辛いものだ わかってるさナイト・フライヤー、この日々は終わらなくてはならない さよならナイト・フライヤー、僕はその翼を焦がす朝日が見たい


夜行 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 1699.5
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 7

作成日時 2020-06-13
コメント日時 2020-06-25
#現代詩
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性65
前衛性00
可読性11
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント76
 平均値  中央値 
叙情性1.51.5
前衛性00
可読性0.30
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合1.82
閲覧指数:1699.5
2025/04/10 08時12分38秒現在
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    作品に書かれた推薦文

夜行 コメントセクション

コメント数(6)
白目巳之三郎
作品へ
(2020-06-16)

ナイト・フライヤーという語感がとても小気味よく、個人的には好きそうな詩の部類ではあったのですが、「不思議だねナイト・フライヤー」以降が少々私にとっては難解で、イメージが一つに収束しませんでした。(それ以前の「ありがとうナイト・フライヤー」のところの「餞別」という単語も、個人的にはナイト・フライヤーという語感と整合性が取りづらかったです。)「ありがとう」「おやすみ」という流れで、一度眠ったはず(?)のナイト・フライヤーに対して、さらに語り続けるところが、私の中では繋がらなかったというところでしょうか。(ネットで調べたのですが原典としてジョージ・R・R・マーティンの『ナイト・フライヤー』もしくはネットフリックスでドラマ化された『ナイト・フライヤー』をもし念頭に置いておられたらすみません。私は両者とも読んだことも見たこともないので、正確な判断が出来ない詩かなとも思います。) ただ、ナイト・フライヤー、いや、いい語感、と思っています。新鮮な体験でした。ありがとうございます。

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白川 山雨人
作品へ
(2020-06-18)

「転機」を感じさせるような作品でありました。言葉少なながら、冒険に語り手のつらさも含まれる人生がうまくゆだねられていて、なんだか声援を送りたくなりました。ナイト・フライヤーは相棒であり、自身の一部でもあり、象徴的に夜そのものでもあるようでした。

0
ミリウェイズ
作品へ
(2020-06-23)

白目巳之三郎様 コメントありがとうございます。「ナイト・フライヤー」にこれといったモデルはありません。特に決まった形はありません。読み手の思うままの姿がそうです。

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ミリウェイズ
白川 山雨人さんへ
(2020-06-23)

白川 山雨人様 コメントありがとうございます。 正に仰る通りで、これは転機と成長についての詩です。

0
あん
作品へ
(2020-06-23)

とてもいい。

0
ミリウェイズ
あんさんへ
(2020-06-25)

あん様 コメントありがとうございます。

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投稿作品数: 1