夜明けの晩に - B-REVIEW
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夜明けの晩に    

夜の端っこ 気紛れのSOS あなたには届かない私の叫び きみには聞こえない僕の嘆き それでも朝はやって来る 午前四時の慟哭を無視して 夜が、明ける 朝が、訪れる 光に支配され 闇は解けていく 希望なんて持てない癖に 未来なんて見えない癖に それでも息をしていく 私も 僕も 恋をしていく 午前五時から二十三分 気の迷いでSOSした 朝の端っこ


夜明けの晩に ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 903.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-08-05
コメント日時 2017-08-08
項目全期間(2025/04/16現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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閲覧指数:903.8
2025/04/16 09時40分39秒現在
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    作品に書かれた推薦文

夜明けの晩に コメントセクション

コメント数(7)
竜野欠伸
(2017-08-05)

繰る井さん はじめまして。 夜明けの晩にある独特の空気感を 届けようとしているのだろうと感じました。 >午前五時から二十三分 より以前でもある 時間帯は、一日でいちばんに闇が深い時間帯でもありますね。 SOSという言葉や想いは、その深い闇から届くのでしょうか。 そのSOSについて、情景描写として抽象しまた捨象することにより、 >希望なんて持てない癖に >未来なんて見えない癖に とあるような否定系を肯定系に置き換えることでも より具象的な表現の可能性があるかもしれないと 感じます。じっくりとこの詩を寝かせていくと より表現も深まるのではと思いました。 いきなりは大変なので 少しずつ手を掛けていけばいいのかな、と感じました。

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繰る井 莎鬼
(2017-08-05)

竜野欠伸様 有難うございます。 詩の在り方がまだ分からない初心者ですが、宜しくお願いします。 あまり明言したくはなかったりもしましたが、結論としては、悩んでいたって朝は来てしまうのだからSOSは気の迷いだった、と結論付けて、無理矢理生きていくことの苦しさなのでした。 初めてのコメント有難うございました。嬉しかったです。

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黒髪
(2017-08-05)

二行ずつの対比文が進行していきますが、言葉の選択が、ち密なリズムを作り上げ、意味自体を美しく 作り上げていくため、その文章が真であるとして、受け取りやすいです。 >私も 僕も 恋をしていく ここなどは、実に思いがけない新しさで息を吹き込まれた言葉であるように思いました。 全体的に、やっておられることが新鮮で、非常におもしろさを含んだ詩作だと思います。 あと、やっぱり、題名がすごい。「夜明けの晩に」というと、かごめかごめの童謡ですよね。 それをひろってくるのは、大変に視野の広さがある気がします。 この作は面白いと、思いました。

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繰る井 莎鬼
(2017-08-05)

黒髪様 初めまして、有難うございます! 恋、の定義はもっと広くなるのではないかという思いが常々ありまして、というのも私は愛情を感じるのが下手なのですが、軽率に人も物も好きになる=人にも物にも恋をする=生きていくこと、なのです。といっても自己肯定感はとてつもなく低い為、SOSを出しながらの恋、なのですが。 リズムはとても気を付けた所ですので、褒めて頂けて本当に嬉しいです。 「夜明けの晩に」というのは不思議なフレーズですよね、幼少期からずっと引っかかっています。解釈の一つに夜明けの終わりの方、要は明け方の一歩手前、のようなものがありました。とても好きな時間帯ですし、中身の時間帯でもあるので、今回タイトルにしてみました。 沢山褒めて頂き有難うございました!

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田中修子
(2017-08-06)

繰る井さん さきほどは、コメントをありがとうございました。 こちらの詩は、とっても、痛々しい、繊細な感性を感じました。 文章というのは、書けば書くほどなんとかなっていくものですけれど、感性というのはその人のうまれもっているもので、繰る井さんの感性は、なかなか普通では得られないものだろうなぁ、と。 詩を書き始めた可愛らしいたどたどしさ、のようなものもありますけれど(いやいや私だってきっと永遠にたどたどしいんですけれども)、きっと、これからもずうっと書き続ければ、グンと伸びていく方なんじゃないか、というタノシミを持ったのです。

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繰る井 莎鬼
(2017-08-06)

田中修子様 コメント有難うございます! ちょっと恥ずかしいですね、見透かされてしまうようで。 けれど嬉しいです。有難うございます。 普通では得られない感性、そんな風に言って頂けると、今までの人生も無駄ではなかったのかな、と思います。感謝致します。 少しずつでも、田中様が感じてくださったのびしろを生かしていけるように、頑張ります。 優しいお言葉有難うございました!

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繰る井 莎鬼
(2017-08-08)

花緒様 コメント有難うございます。 ライトヴァース、知らなかったので調べました。そういうのが私は好みなのかもしれません。甘くしすぎてはいない、というのがとても嬉しかったです。有難うございました!

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