別枠表示
2017/07/25
昨晩、死のうと 思ったが シャワーを浴びた後 寝てしまった。 今日は、カラオケに行った。 友達がいたことに 改めて驚きつつ へらへら笑っていることが われながら、滑稽だと思った。 ある人は椎名林檎、あるいは 東京事変を歌った。 私はいまだに 椎名林檎と東京事変を 区別できない。 恋人は、高校生のころ 東京事変か椎名林檎か いずれかの コピーバンドの ボーカルを務めていた。 以前、ふたりで 当時のDVDを見た。 動画のなかの自分に合わせ 私の隣で 小声で歌う恋人の横顔が 印象に残っている。 私は、『God knows...』と 『ぴゅあぴゅあはーと』 『白金ディスコ』を、歌った。 他にも歌った はずだが 多めに飲んだ 抗不安薬のせいもあり 意識が判然としていなかったので あまり、覚えていない。 友達からいろいろ 励まされたはずだが 今更なにを頑張ればいいんや などと、笑いながら答えた。 ただ 恋人のことを問われると それだけは、苦しく とにかく幸せになってほしい と、思いながら 何も言わず笑っていた、気がする。
2017/07/25 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 998.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-07-31
コメント日時 2017-09-03
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
私は東京事変などでピアニストとして活動しているH ZETT Mの大ファンなのであるが、この詩は音楽的にもさみしいし、内容的にも寂しい感じがする。そこにカタルシスがあるのではあるが。
0作品タイトルは「2047/07/25」ではなく「2017/07/25」です。申し訳ありませんでした。 kaz.さま お読みくださり、ありがとうございました。ひとつお聞きしたいのですが、アニメソングは「音楽的にさみしい」のでしょうか。
0VIP KID様 アニメソングは「音楽的にさみしい」とは思いません。この作品をして音楽的なさみしさを覚えたのは、東京事変と椎名林檎が区別できないと言っていることでしょうね。恋人のコピーバンドぐらいちゃんと聞いとけよ、みたいな突っ込みを入れたくなってしまったのですよね。そこに「音楽的なさみしさ」を主観するわけなのです。親密さの中の孤独のようなものが感じられ、それがカタルシスとなって現れます。
0追伸 しばらく考えて思ったのですが、椎名林檎と東京事変が区別できないことは、むしろ語り手の音楽体験の豊饒さゆえかもしれませんね。
0椎名林檎と東京事変が区別できない理由はきっといろいろあってそんなよく区別できない色々で僕達の生活はなりたっている、と思う 恋人はなんかそういう存在のいちばん大きなものでもあると思うんだよね いちばん近くていちばんわからないもの へらへら笑ってても心では笑ってないことがある この詩もそんなかんじ 文体は笑ってるけど こころはかなしんでる 浪花節だよ人生は みたいな? 日本文学っぽい
0