はずしわすれた風鈴が鳴る - B-REVIEW
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はずしわすれた風鈴が鳴る    

世界一優しいうたを聴いて寝たえほんとおもちゃが散らばった部屋 それぞれが孤独を抱えたバス停で同じ眼をした少年をみた 落書きを貴女が褒めてくれたから小さな付箋が棄てられないんだ タンポポを描いたドアを開けたとき心に春風とどく保育所 《艶やか》はムリみたいだし清楚系サラダのようなドレスで行こう 今きっとあの人をみた。逆光の坂を見上げて立ち止まる道。 散歩さえ嫌になるほどこの街のあちらこちらに二人の思い出 出会った日なぜかふたりはキスをして正しい恋など知らずに眠った 片恋に泣きそうになるこんな夜わざと明るい咳をしてみる 争いの言葉が互いを刺す宵にはずし忘れた風鈴が鳴る 白菜をすき焼きに入れている君に入れないでとは言えずに別れる いつもそう片恋を知り冬になるつまり小雪の降る街をゆく 君が夢をほしくてひとりで泣いたことを知らない夜の街に白雪


はずしわすれた風鈴が鳴る ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 12
P V 数 : 2515.1
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 37

作成日時 2020-04-01
コメント日時 2020-05-01
項目全期間(2025/04/04現在)投稿後10日間
叙情性2112
前衛性00
可読性65
エンタメ11
技巧11
音韻54
構成33
総合ポイント3726
 平均値  中央値 
叙情性3.53.5
前衛性00
可読性11
 エンタメ0.20
技巧0.20
音韻0.80.5
構成0.50.5
総合6.27
閲覧指数:2515.1
2025/04/04 15時39分20秒現在
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    作品に書かれた推薦文

はずしわすれた風鈴が鳴る コメントセクション

コメント数(12)
stereotype2085
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(2020-04-01)

ライトコメです。改行と余白が余りに多く、スラスラと詩が頭に入ってこない印象。一節、一節はいいのに勿体ない気がしました。技術的に新規な試みなのでしょうが、読みづらい、流れるように詩情を感じられない、と思いました。

0
石村利勝
作品へ
(2020-04-01)

短歌集なのですね。でも、一篇の詩のようにも読めます。物語としての連続性はなくても情緒の連続性によって紡がれた一篇としてのまとまりを感じたからです。甘いと言えば甘いのですがそれも心地良い。素直で繊細、清新な抒情掬すべし。稚ではあるけど拙ではない、甘さを隠さず、衒わない率直さに惹かれます。

0
獣偏
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(2020-04-02)

生活とそれに染まらない清潔さが両立したような世界観が見えました。 それは僕の理想です。

0
stereotype2085
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(2020-04-02)

短歌集でしたか。失礼しました。自分の誤読と、パッと見の判断を恥じ入るばかりです。

0
トビラ
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(2020-04-03)

返歌です。 黒髪をなでる天使の唇も日蜜(ひみつ)をめくれば桜隠し

0
花澤悠
花澤悠
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(2020-04-08)

そうですよねー。 《短歌》って、書かないとここじゃ詩の変種って読まれ方しますよねー。すいません、すいません。 で、あらためて、作者自ら、ここに断らせていただきます。 この詩は、短歌を集めたものです。 で、一応ですが、トータルで一貫して《恋》をテーマにしたヤツです。 てか、わたしの詩も短歌も、そのほとんどのテーマ(ってのがあるというのなら)は、《恋》なんですよねー。 それも、失恋や片恋。 いや、実体験というわけでも、必ずしもありませんので、そこんとこ、ヨロシク。

0
Um Fantasma
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(2020-04-08)

短歌やね よきこころみ というかなんだかごく真面目な、シリアスなかんじをうける 短歌もポエムの一種だとしたらやっぱり「言わないこと」みたいなものが創作で重要になってくる あんまりストレートな叙情というのは重いからね 外し忘れた風鈴とすき焼きのイメージが好きです

0
れいんまん/プロフは'きくちちき'さんとのツーショット
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(2020-04-08)

白菜、すきですね

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楽子
楽子
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(2020-04-08)

>争いの言葉が互いを刺す宵にはずし忘れた風鈴が鳴る タイトルにもなっている、これがやはり一番刺さりますね。 全体的に緩やかなほんの少し幸せだったりちょっと悲しかったりする、 色でたとえるならパステルカラーの色彩に、 ここだけドスンと重く落ちる。 勿論他の詩も丁寧で好きなのですが、 激情を感じるこの句がもっとも好きです。

0
とがし ゆみこ
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(2020-04-21)

まず、タイトルがいいと思います。短歌集(短歌の世界では「連作」と呼びます。)では、タイトルがとても重要。詩でも同じだと思いますが、まずここで読者の心をつかみます。 恋、とくに片恋・失恋は短歌と相性がいいので歌いつくされているテーマでもあるのですが、作者さん独自の透明感のあることばで詠まれていて瑞々しさがあります。 タイトルにもなっている風鈴の歌が良いのはもちろんなのですが、 >タンポポを描いたドアを開けたとき心に春風とどく保育所 恋の歌だけべったり並べず、こういう歌をさらっと挟むことで一連が(いい意味で)軽くなりますよね。わざありだと思いますし、一首単体でみても好きな歌です。 一首めも好きです。 一連としてまとまりをもちながらも一首ずつ独立しても鑑賞できるという点も素晴らしいと思いました。

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白川 山雨人
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(2020-04-21)

>それぞれが孤独を抱えたバス停で同じ眼をした少年をみた 私は、この一首がもっともきらめいているように思いました。片恋の萌芽。入り口が描かれているのはこの一首だと感じたので。自分の好きな距離感だからかもしれませんが。

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るる
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(2020-05-01)

《艶やか》はムリみたいだし清楚系サラダのようなドレスで行こう 世界一優しいうたを聴いて寝たえほんとおもちゃが散らばった部屋 それぞれが孤独を抱えたバス停で同じ眼をした少年をみた 個人的には、この三種が好きでした。清楚系サラダが特に好きです。

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