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不和
きみが残した留守番電話も 昨日見た天気予報も 澄んだような空の青さも 嘘なんて、何一つなかった。 今まで気にしてなかったけど 僕らは静寂で繋がっていたこと。 その静寂を排除しようとして きみが離れていったこと。 ぜんぶ知っていたはずなのに 見逃してしまうほどの小さい不幸の為に 取るに足りない嘘を繰り返した。 言い訳の多い夜はきらいです。 電球が呼吸をする音を聞いていると いやな記憶が浮かんでくる。 すれ違いざまに他人と目が合うような いやな記憶。 ふだんは気乗りしないお酒を呷っても 頭を抱えることしかできない。 みんな、仮面をかぶって、手を取りあって 家族みたいに接してくれるのに 別れた途端 笑顔が苦痛になってくる。 つくり笑いを浮かべてみても 後悔が増えるばかり。
不和 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1096.9
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2020-02-29
コメント日時 2020-02-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文