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私の中に出して
氷水とイマジネーション、私の肉に入る檸檬と煉瓦、唇に塗った黒、隠した夢、殺した夢、この間刈り上げた髪の毛、屠られた月と海月の肉、天秤とセックス、ミルクシェーク、息が出来なくなっちゃう、の?、ほら、深呼吸、スリープ・ウォークとコールド・スリープ、私は犬、私の犬、夢のナカで戦争が起きて、世界中の象徴が呼応する時、私は私の鼓動を、あ、夢視てる、夢見てる、の、どうして、触れたいのに、背筋がゾクゾクする、記号を食べるfenril、私の可愛い獰猛な影、トルコギキョウと震えた瞼、バタフライ・ナイフと赤い純情、舌に乗せた火と火のような私の熱情に犯される私の脳髄と世界、いつも、ばらばら、スプリットタン、それでも。でも。でも。でも。麻痺した、かじかんだ、冷たい指、可哀そうな子供達、有り触れた、私の心に触れた、違う、勘違い、白い影、君は、ずっと。そこで。 私は私を殺したかった。 私は君に愛されたかった。 君を、食べて、あげる、から、出して。 私のナカに、出して。 アルペジオ 永遠は無い。 しよ?
私の中に出して ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2174.9
お気に入り数: 0
投票数 : 5
ポイント数 : 4
作成日時 2020-02-02
コメント日時 2020-02-20
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 2 | 2 |
構成 | 1 | 0 |
総合ポイント | 4 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.5 | 0.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
- 無意味な詩のエクスタシー〜「私の中に出して」 (三浦果実)
一種強迫的な描写の数々に、底知れない魅力を感じます。個人的には、ババロン(緋色の女)を連想しました。 >屠られた月と海月の肉 >記号を食べるfenril >バタフライ・ナイフと赤い純情 この表現の感じが特に好きです。 白犬さんの詩には、性的な事象を思わせる単語が良く出てくる気がしますが、もしかするとそれだけではないのかもしれません。何か、創世神話的なところもあるような…… 纏まらない感想、失礼いたします。
0殺してよ 突き刺すことで 愛してよ (雛祭イベントで、五七五調でコメントしてます。) https://www.breview.org/forum_blog/archives/668
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