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あまりに情熱的で静かだから
いつのものともわからない 記憶の断片 慎ましい女のように 薄く燃えている しばらくしたら全て灰になるだろう ただ、その記憶は あまりに情熱的で静かだから 自らを燃やすことは避けられなかった 美しい時間が消えていくのを やけどすることでのみ知る
あまりに情熱的で静かだから ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2234.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 24
作成日時 2020-01-23
コメント日時 2020-02-04
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 9 | 9 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 4 | 4 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 5 | 4 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 4 | 4 |
総合ポイント | 24 | 23 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.8 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.8 | 0 |
エンタメ | 0.4 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.8 | 0 |
総合 | 4.8 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
https://twitter.com/kawanoartasami2/status/1153996606611394561?s=21 よりシングルカット
0言葉の一つ一つが綺麗に思えて、とても素敵です。こんな詩に憧れます。
0火花を前にして なにが言えましょう。 絵も拝見しました。炎が様々な心を まきあげていると感じました。 コラボの方に、「なにもいえなくなった人がいる」と、お伝えください。
0ミリウェイズさん ありがとうございます。短詩の場合ムダを発生させられないですからね、密度高くしていきます るるりらさん ありがとうございます。近々コラボ作品集を出しますので、ぜひ
0終わりの静けさが好きです。
0断片という言葉が、いいと思います。この詩の言葉の断片断片が、受け取られ、消えていき、残る記憶は、 火によって消えてしまったものと、燃え残されたもの、として受け取れます。 最後に、「やけど」という言葉が出てくることで、読者の印象の中に、決定的に痕跡を残す感じがします。
0テキストのみでも良い作品だと感じましたが、改めて手書きの文字として絵とともに鑑賞するとより洗練された印象を受けました。 また、どちらか一方がおまけ、ということなく、互いにしっかりと結びついて一つの作品になっているように感じました。 突然の質問で恐縮ですが、このようなコラボ作品の場合、先にテキストがあるのか、それとも先に絵画があるのか、どちらから始めるのでしょうか。
0ハナビさん ありがとうございます。けっこう皆さんから締めが好評ですね 黒髪さん 「やけど」はあえて平仮名にしてみました。 水上さん コラボしている河野がそもそも画廊に所属しているプロですからね 私たちの場合は絵先で統一していますね。それは河野がテキスト→絵が難しいからということでして。ですので組む人たちによってそこの事情は変わると思います
0記憶のいう決して実体を持たない概念の燃焼を、やけどという物理的な痛覚で表現するところにほとばしる才能、文才を感じました。 あと、絵。白い背景にこれまたほとばしる炎のような。 脱帽です。
0渡辺さん、ご返信ありがとうございます。 しばしば河野さまをTwitterでお見受けしますのでプロの方だとは存じておりましたが、なるほど、そのようなかたちでコラボしてらっしゃるのですね。 わざわざ回答いただきありがとうございました。
0石碑さん 絵はね、これやっぱいいやつだから即売会で買われていったんですよ
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