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追撃者
奴の事はみんなが知っている。 私達のすぐ近くに常に居る。 だが、誰もその姿を見た物は居ないし、知らないふりをしている。 奴は姿を変える。 様々な姿に。 時には、温厚なサラリーマン、 時には、車、 時には、銃、 そして時には、あなた。
追撃者 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1426.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 9
作成日時 2020-01-21
コメント日時 2020-02-02
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 0 |
前衛性 | 1 | 0 |
可読性 | 3 | 0 |
エンタメ | 1 | 0 |
技巧 | 3 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 9 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 9 | 9 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
みんな持っているもの。 私は悪意を思い浮かべましたが、もしかしたら善意なのかもしれませんね。 とても良い詩だと思いました。
1無情な冷たい現実、殺意みたいなものを感じました。
1「奴」が自由自在に変化してゆくさまを「温厚なサラリーマン」「車」「銃」と語るところに、ググッと迫る加速度がありました。 はじめの姿は「温厚な」と形容している時点で、裏を匂わせつつもまずまず意味通り、また最後の銃も象徴的でイメージがわきやすいですが、その間に挟まった車は他の2つより記号的には難解に感じます。それで詩の全体で意味的なバランスが取れているのかもしれません。僕ならもっと安直に並べたと思うので、ここは技巧的だと思いました。 そもそも、車がこういうふうに登場するのに斬新な感じがしました。文脈からキャラクターに言及する言葉を予想させる中で、そのための記号としてややアンバランスだからかもしれませんが、面白いです。
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