目をつむって右手の人差し指でキーボードを叩き、シェイクスピアを打ち出すまでの実験詩 実験No.4873 - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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目をつむって右手の人差し指でキーボードを叩き、シェイクスピアを打ち出すまでの実験詩 実験No.4873    

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目をつむって右手の人差し指でキーボードを叩き、シェイクスピアを打ち出すまでの実験詩 実験No.4873 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 11
P V 数 : 2071.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 11

作成日時 2020-01-19
コメント日時 2020-01-29
#テキスト
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性33
可読性00
エンタメ33
技巧22
音韻00
構成33
総合ポイント1111
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性1.51.5
可読性00
 エンタメ1.51.5
技巧11
音韻00
構成1.51.5
総合5.55.5
閲覧指数:2071.6
2024/11/21 22時51分30秒現在
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    作品に書かれた推薦文

目をつむって右手の人差し指でキーボードを叩き、シェイクスピアを打ち出すまでの実験詩 実験No.4873 コメントセクション

コメント数(11)
渡辺八畳
(2020-01-19)

キーボードをタイプしているところを動画撮ってくれたらよかったのになと思う こういうコンセプチュアルなのは過程が肝、過程こそが作品であるわけだが、現状結果しか提示されていない。いや「目をつむって〜」という過程の説明はあるけど、それだけじゃただの情報でありインパクトに欠ける。結果であるテキストが過程をありありと想像させるものであればまだいいが、これは適当にガチャガチャやりましたよってのと違いが無いからね、

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奥間空
(2020-01-20)

渡辺八畳さん コメントありがとうございます。 過程ですか。完全に盲点でした。 題名でいかに遊ぶか、しか考えてなかった身に沁みます。 しかもインパクトが足らなったのなら完全にぼくの力不足です。 勉強になりました。

0
奥間空
(2020-01-20)

蛾兆ボルカさん コメントありがとうございます。 四千回もトライしたので、ぼくの右手の人差し指はもうくたくたです。 というのはまぁ、嘘で。 元ネタは無限の猿定理というやつです。 (ランダムに文字列を作り続ければどんな文字列もいつかはできあがるという定理である。比喩的に「猿がタイプライターの鍵盤をいつまでもランダムに叩きつづければ、ウィリアム・シェイクスピアの作品を打ち出す」などと表現されるため、この名がある。) シェイクスピアがイマイチなら、次回はフィリップ・マーロウとかにしようかと考えております。

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るる
(2020-01-24)

面白いことを考えられましたね。。他の方も書いておられるけれど、たしかに ツッコミたくなります。 まず、言葉をキーボードで入力するときに、目を閉じて適当に打ち込んだだけでは このようなランダムな言葉は、出てこない気がするのです。ローマ字入力モードだの かな入力モードの範囲で 表現されてしまう気がするんです。だから、この詩って ランダムに表記するための工夫がされている気がします。ときどき まともな単語が入っているじゃあないですか?それは、AIの予測変換かしら?いい感じに いけそうな感じのする表現ですね。 いや、普通に なん回もやっているうちには、シェイクスピアの一文が バーンとでてきたりしませんかね。ブラインドタッチなんかのできる人もいるので、可能だと おもうんですよ。 でも、キー配列を覚えている人ができても 面白くないですよね。 たとえば、お猿さんに適当に、キーボードを叩いて もらったとします。すると、偶然に 画面に【To be, or not to be】なんて言葉が、ババ―ンと画面に でてきたりしないかなー。 でてくること、あると思います。 シェイクスピアって、膨大な文章量が残っているし、劇作家だから 短文も多いので、何万回も適当にやっていたら、なにかの台詞がヒットしそうな気がします。なんだかよくわからないとこが、この詩の良いところだなあ。 わくわくします。楽しかったです。 ***** 追伸。↑のようなコメントを考えていたら、コメント欄に「無限の猿定理」ってあるらしい。 うん、あると 思います!なあんだ、わたしの言っていることと おんなじだわあ。わっはは

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ミリウェイズ
(2020-01-24)

かなり面白い作品ですね。実際にできるかどうかより、この試みに至るまでが実に興味深いです。

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ほば
(2020-01-25)

無限の猿の定理、でタイトル落ち。予測変換なんかと絡めて捻りが欲しかったなぁ。でも実験的だし、チャレンジはいいと思いました。

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奥間空
(2020-01-25)

るるりらさん コメントありがとうございます。 鋭いですね。 実はこの詩、全部がランダムではないのです。 途中で、炙りサーモンが食べたくなっちゃたので思わず入れちゃいました。 ほんとは、レア・セドゥの右足を引きちぎったサルトルが、その足でぼくの頭を叩きながら実存主義を語る。 という小咄を入れようかと迷ったのですが、断念致しました。 上記の小咄についてはいずれ詩として発表しようと考えております。

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奥間空
(2020-01-25)

ミリウェイズさん コメントありがとうございます。 素直褒めてくださって、 本当にありがとうございます。 ぼくは今、とても良い気分です。

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奥間空
(2020-01-25)

帆場 蔵人さん。 コメントありがとうございます。 閃きと鮮度を重視しすぎましたかね。 もう少し詩を寝かすべきだったかもしれません。

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藤 一紀
(2020-01-27)

こんにちは。付けられている実験No.とその都度の失敗に、実験している感がよくでていると思います。  何度試してもどこかで失敗して、なかなか望む結果を得られない。それがどうにも悔しい。それでまた試す。傍から見ると、最初は失敗ぶりが面白いのだけど、だんだん「いつまでそんなことやってんだ」とか、「できたからってなんになるんだ」というような不毛なチャレンジに見えてくる。そんで、呆れてついに見ることもやめちゃうんだけど、これって実はそういうなかなか結果のでにくいこと(出るかどうかもわからないこと)に対して延々取り組む執念というか情熱に常軌を逸した印象を覚えて、文字通り「見ていられなくなる」からなんじゃないかと思います。それと、やってる本人も若干はアホらしさを感じているんだけど、やめるにもやめられない気がして、不毛と知りつつ続けてしまうということもあると思います。周りを呆れさせ理解不能に思わせる、また当の本人の意思でもおいそれとは止められないなにかに私たちは時折駆り立てられてしまうことがあって、そうなるともう行くとこまで行くしかないんだろうな、と思います。そういうのって滑稽で愉快でもありどこか哀しくもあって人間的だなあ。ところが、そうしたいつ成果が得られるかもわからない不毛な取り組みの果てに成し遂げられるということが時々あって、それが周囲を驚かせることがあるのも事実で、それを思うとまさに「実験的」であるように思いました。

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奥間空
(2020-01-29)

藤 一紀さん コメントありがとうございます。 そうなんです。 やめられないとまらないなんです。 病めるときも健やかなるときも、ぼくはただパソコンの前に座って、目をつむり、右人差し指を動かすのです。

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