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演劇
あの日僕らは大きな舞台に立っていた よそゆきの服を着てよそゆきの自分を飾り よそゆきの笑顔を見せて本気の僕で踊っていた 普段の僕ではない僕がそこにはいた あの日私たちは大きな舞台の上に立っていた みんなで台本を読み漁りみんなで本当の舞台の勉強をして みんなで衣装を作り愛する人と舞台で躍っていた みんなが作ってくれた舞台最高の思い出にしたい あの日私は舞台の上に立っていた 初めての演劇でうまくいかず戸惑っていたけど みんなで本気の演劇を勉強しているうちに 心から熱いものを感じていた 私たちもこのような演劇がしたいと 今思えば高校の文化祭の枠を超えていた気がする みんな本気だった台本を書いてくれた先生も クラスのために黒子徹してくれた親友も そして文化祭を最高の思い出に するために進んでヒロインに立候補した恋人も そしてみんなが押してくれろ形で僕も腹をくくった 絶対に最高の思い出にする 舞台が始まった彼が演技をする舞台に 集中していたいけど少し思うやっぱり格好いい 私がここまで本気になれたのも 私の人生を今照らしてくれるのも貴方のおがげだからね 舞台が始まり私たちが躍るみんな必死で演じている だけどどこか楽しそうあの稽古の日々が今生きている 私みんなと同じクラスでよかった みんなと演劇ができて良かった そして初恋も出来て良かった絶対に実ることはないけど だけど彼女は彼のためならなんだってできるのね 少し羨ましいこの演劇は最後は私の役と 結ばれることになっているけど あの二人には幸せになってほしい 舞台も終盤にさしかかりとうとう彼女の役が 死んでしまう場面が来た演じているはずなのに 思わず叫んでしまった 僕本当に彼女のことが好きなんだなと 思っていたら台本を書いてくれた先生が こっちにきてと合図を送ってきた 行ってみると追加の台本をもらった 時間はないけどこうなったらやってやる 舞台を観に来てくれている人たちの為にに 舞台を一緒に作ってくれた仲間たちの為に そして本当に好きになった恋人の為に そして文化祭は私たちの中でもしかしたら 私達以外にとっても最高の思い出になった 今何考えてるの? うん高校の最後の文化祭のことを思い出していた あ貴方と私が主人公とヒロインだった演劇ね よく覚えている大変だったけど私楽しかった 貴方はどうだった? 僕は初めは苦しかった正直に言うと 君の事を好きだと自覚したのは 舞台の最後の場面なんだよごめんなさい やっぱりそうだったのね最後の私を見る貴方の目 今までと全然違っていたから それを観れただけで演劇をやった価値があると 私は思っているから 私貴方を絶対に離さないからね! なぜ私が貴方を愛するのか? それは貴方が私に人生の生きる意味を教えてくれたからなの あなたはただ部活を頑張っていただけって 言うかもしれないけど 私はその姿を見て一目惚れをした そして貴方の事を知るうちに どんどん貴方の事が好きになっていった そしていろんな人の力を借りて貴方に告白をしたの だから貴方に逢えていなければ今の私はいない! 仕事の都合上一緒にいられる日は少ないけれど 貴方を忘れた日はありません あなたを愛していますこれからもずっと 君の人生に僕が与えた影響が 君を幸せにすることにすることができて僕も幸せだよ これからも君の傍にいさせてね 私もこれからも貴方の傍にずっといます
演劇 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1403.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2019-09-24
コメント日時 2019-09-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
とってもエモいです。きっと今の福まるさんにしか書けないものだと思うので読めて良かったです。
0演じているうちに本当に好き、だと気づいたというわけだけどその後も演じ続けているような語りだなぁ、と思いました。これだけ愛、とか出てくると大仰でくどさ、もありますがこれは作品の色としてわざとこのように書いておられるのかなと思います。
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