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アイの缶詰
アイの缶詰を あなたにあげる 永遠じゃないけど 日持ちはする 気が向いたら 時々開けて 私のことを 思い出したらいい でも覚えておいて もう一回フタは出来ないし ましてや大量生産 1つじゃない
アイの缶詰 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1985.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 57
作成日時 2019-09-10
コメント日時 2019-09-15
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 2 | 2 |
可読性 | 10 | 10 |
エンタメ | 20 | 20 |
技巧 | 8 | 8 |
音韻 | 5 | 5 |
構成 | 7 | 7 |
総合ポイント | 57 | 57 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.3 | 0 |
前衛性 | 0.5 | 0 |
可読性 | 2.5 | 0 |
エンタメ | 5 | 4.5 |
技巧 | 2 | 0.5 |
音韻 | 1.3 | 0 |
構成 | 1.8 | 0.5 |
総合 | 14.3 | 6.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
率直にコメントしますと、惜しい感があります。読みやすく切られた改行が逆に読み手の自由さを奪っているように思えました。もしかしたら、どこで改行をするか、どこで改行すれば綺麗に読まれるか、拘られてるのかもしれませんし、詩文のセオリーに沿っている良作なのかもしれませんが、作為的な響きが極端に消されているべきではなかろうかと本作品を思うのです。 「私のことを思い出したらいい」と改行がされていなかったとすれば、「私のことを」が強調する感が薄まる。そうすれば、後に続く「でも」が不要にならないでしょうか。つまり、日常で使われるであろう自然な口語調に思えるのです。ポエムに嫌悪感が示される一般的な理由の一つとして、「偽りの心情美化」があります。そのように映ってしまう要因として創作の痕跡がありありと残っている、つまり作為的な響きになっていることだと思うのです。しかし、それを逆手にとったシニカルな作品であればそれは優れたレトリックですが、本作はシニカルさを表している作品ではないと思いましたので、勝手ながら感想を述べさせていただきました。長々と失礼しました。
0シニカルな作風で好きです。ただ二連目は僕が書くとしたら大量生産だということを強調するかな、と感じました。ちょっと説明的になってしまって、"あなた"をシニカルに笑う小気味良さが失速してしまったと感じました。
0み う ら様 コメントありがとうございます。 嘘をつく時ってなんとなく心がソワソワしたり、言葉が出にくかったりするので、言葉が繋がってないんです。 あなた、がまだ好きなので、この詩はあなたに向けての本音ではないんです。
0帆場蔵人様 あなたがいなくても平気なことを伝えたい気持ちの反面、このまま疎遠になってしまう不安があるのです。 強がってしまうんです。 弱みがあるわけで。
0缶詰だから 日持ちする でも大量生産だから その愛は安くて 多くの方に向けられてるんだね 自分だけの特別では無いんだよね… 特別ではないんだけど 大事にしまうことあります。 期限が過ぎちゃうことありますが
0カオティクルConverge!!貴音さん コメントありがとうございます。 自分で改めて読むと、缶詰だからなんなんだって話なんですけど。 缶詰って便利で好きなんですよ、単純なつくりで。
0愛の缶詰。というのは、私も好きな表現です。いろいろ、想像とか、勝手にですが共感しています。 ですが、少し説明がすぎるように思いました。 折角、「アイの缶詰」というすてきな表現があるのに、それをただ説明するだけだと、 少し、くどいような。世間一般からいうと、クサい。というような感触になってしまうと思いました。 もっと自然に、ちょっと言葉を読んでいたら、ポッと、野原に「アイの缶詰」という言葉が咲いているというような、そういう感覚があっても面白いと思います。 でも、「アイの缶詰」はとてもすてきだと思います。好きな表現です。感想失礼しました
0こんにちは。初読の印象は、親和性感じました。 わたしは、よく 「愛は、このごろ いつも百均でかえる」と、いう意味不明な自作の鼻歌をうたっていることがあります。そんなかんだで、わたしと 感覚の似ておられる点を おもちの方だなあと、おもいました。 わたしの鼻歌は 冒頭に紹介したフレーズしかなかったのですが、缶詰は わたしの鼻歌のバージョンアップに 役立てるな。鼻歌のクオリティをあげることができるなと、勝手なことを おもいました。 最近 アイって 具象的すぎて ポアンッとした 言葉ですよね。 この詩は、詩ではなく 歌としてリズムに意識をおいて書くと、さらに おもしろいんではないどろうかなと、おもいました。 詩は、記録される媒体だけど 歌は、時間の芸術なので この詩の内容に ふさわしいような予感がしました。
0りりらんさん コメントありがとうございます。 詩を書くとなると、言葉が多くなりがちなので、次はもうちょっと工夫してみようと思います。
0るるりらさん コメントありがとうございます。 似た感覚があるというのは嬉しいものです。 リズムに意識を置くというアドバイスをいただき、再考してみようと思います。
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