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pop 'n' roll
飛沫の飛沫の飛沫が飛び散る 未来の a pops 未来の泡 血の色の地球 素敵 命を弄び始める火色の花 「命がけだから」 思わず綻んでしまう唇を虹に塗る 黒い虹彩 磔の命 大嫌いというためrollする 私の背中が泡で滑る pop pop pop pop pee 誰も来ない場所 しゃぼん玉ぷぅぷぅ 首のすじに銀の蛇を飾る 頭には綿毛の王冠 ペンダントヘッドは硝子玉 牙はエメラルド smile and laughing 殺してあげると水を散らす、 言葉達が蒸発する瞬間を望んでいる、 私の肌に飢えた物語がびっしり刻まれている 飢えた物語達を束ねる私の言語中枢 eat me ? いつだって何処にも無い場所を浮遊するのがあたしの命だからあたしはいつも飢えてるんだよ。 きっと彼らの物語を殺すために生まれて来た eat me ? 34回目の回路で捉まえる記憶の光を 17℃のバーナーで緩く熱して 泡が漏れる 偽の言葉を全部燃やしたら本当の刻印が現れるからすかさず残さず飲み干して。 揺れる風に祈りを捧げてから 尚も撥ねる君の躰、 いつだって次の次の次の突き当りを左に回って右にかけて 逃げ尽せると思ってるんでしょう? そういうんじゃないって私強く思うんだ 無限花の片に疼く虫が宙を舞って言葉を編んで 息づく季節のsummerっぷり を いつでも笑って殺したくなってしまうのはまぁ許して (貴方達の世界には私は居ないよ) って言った傍から自分を許せるか試してる。 貫通するまで黙って曝して目線をあげてもう1度って願ってしまう時 私は私を刺し尽くしたくなる 嘘? 白い記憶を纏って 風の記憶を髪に絡ませて 私は唇を舐める 飛沫のぶくぶくであわあわが私の体を滑って行く時 私はぶくぶくであわあわのどうしてもまだ青い祈りを吐き出して 目が憐憫に染まってもまだ赤い血が見たいと願う かちこちのアイスクリームみたいに固い固い連中の躰が温く温く溶けますように 1瞬の火力で「時間」が泡のように破けるように 「私」が 弾けるようにと腕を降り下ろした dear.退屈な判断「pop」 おいで。
pop 'n' roll ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1600.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 8
作成日時 2019-07-01
コメント日時 2019-07-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 5 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 8 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 5 | 5 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 8 | 8 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんばんは。 1行空けのリズム、白犬さんの特徴なので今後も突き詰めていって欲しいなあと思うところなのですが、今作は自分だったら1字空けもしくは1行空けを敢えて詰めて緩急というかグルーブ感を出したり、あるいは空ける位置を変えたりしてみたいなーと感じるところが数カ所ありました。まぁ、感覚の違いといえばそれまでですが……。
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