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頑張った
私は音無郁子さんと 結婚しますと 通告すると 誰にも異存は無かった 四季に彩られた 最果てで私は洋行した トナーを取り替えてティーを飲む 意味は無かった 畏友が増えた 柵を超えて井田さんに会いに行った ゴダールの映画を見る 爪の変色した姉が伺候して めそめそしている私を 石器時代へ連れ戻す 失せて行くものが巧妙で 新之助 ではなくて 金之助を かどわかしてから 杉の木を見に行って頑張った
頑張った ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1138.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-04-30
コメント日時 2017-05-16
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
異存は無かった 意味は無かった 畏友が増えた 井田さんに会いに行った 伺候して この、い、で始まる言葉が一定間隔で出て来る、その、ある種の酩酊感のようなものが、まず印象に残りました。柵を越えて、から、一気に弾けるというのか・・・言葉が飛びまくる、というのか・・・全体に、たんたんと一定のリズムで進んで行くような感覚があるのですが、後半、内容がはじけていくのと呼応して、リズムもノッテ行くような、そんな「序破急」の構成にしてもよいかもしれない、と感じました(好みですけれどね。)
0うーん、これで一応僕は四月分全部レスつけたことになるのかな? 頑張った、と言われてすごく複雑な勝手な気分であります笑 僕はエイクピアさんの、作品の味わい方があんまりわかんねーんですけど、結婚するから急にぶっ飛びすぎですよね。今月一番振り回された詩かもしんない。なんか読んでてズッコケタ気分になる詩では個人的には優勝っすね。
0私、今の現代詩的ある種の巧さ、って実は違和感があるんです。 たぶん、自分があたまわるいせいだと思いますが。(要するに理解できてない。) けど、ここまでぶっ飛ばれると何故か許してしまう自分がいるのです。許すというより、深い意味での感動ですね。 「音無郁子さん」。響子さんじゃあないのですね。そして外国へ新婚(?)旅行して紅茶を飲むけど、そんなん意味ねぇよと。 だけどその結果怖いリスペクトする友人が増える。そのうちの一人(??)に敢えて会いに行く。 なんかこう書いても支離滅裂で、解説になってるようでなってないんですがどっか「わかる」。 ちなみに、関係ないですがペンネームの「エイクピア」は「シェイクスピア」のギャグかしらん。
0花緒さんコメントを有難う御座います。初読の印象と言う事でレスを頂くと、私も読み返して見て、結構ポイントが浮かび上がって来るように思いました。例えば音無郁子、これは音無響子と読んで仕舞うと思いました。音無郁子はモデルとなった漫画では登場回数が少ないからですね。反射的に音無響子だと思ってしまう、そこを音無郁子とした事の深い意義を自分でも検討していこうと思いました。新之助金之助は常識的にはクレヨンしんちゃんと夏目漱石の本名でしょうが、佐吉やお縫いと一緒で、古めかしい名前と言う点では普遍性、江戸時代明治時代らへんのよくある名前としての一般的妥当性に付いても思いを致したいです。
0まりもさんコメントを有難う御座います。ああ「い」音ですか。そして柵を超えてからですね。石器時代へ連れ戻されますね。リズムが乗って「序破急」ですか。好みの問題を超えて、傾聴に値するのかも知れません。 「異存は無かった 意味は無かった 畏友が増えた 井田さんに会いに行った 伺候して」 これらの「い」音的リズム。そして意味にも踏み込んだ詩的枠組みについても検討したいと思いました。
0hyakkinnさんコメントを有難う御座います。冒頭部分ですよね、結婚部分は前レスレスでも書きましたが、書かなかったことで言うと、冒頭分は緊張しました。結構大胆めに異化と言うのか、それなりに考えて提示してみました。緊張をほぐすという意味でも有名な漫画を下敷きに詩作してみました。
0朝顔さんコメントを有難う御座います。そうですね、前のレスレスでも書きましたが、音無響子ではなくて、音無郁子。そしてHN。シェークスピアは必ず遠からず指摘されるものと思って居ました。ネーミングは形から見たら安直だったのかも知れませんが、彼はソネット14行詩を残していますし、結構詩人力がアップするかと思ったのです。どっか「分かる」と言う評は少しだけ安心できました。
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