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漂流
彼らは遠くへ それは気づかぬうちに きっとさほど近くもなかった いつのまにか知らぬ何処かへ 彼らを見る ここに立つ 私はここに 彼らの立つ場所 知っている場所 こうべを垂れる 未だ知らぬ自らの立つここ
漂流 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 889.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-10-12
コメント日時 2018-10-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
彼ら、それ、など、抽象的な言葉が多く、白地の多い、薄塗りの絵画を見ているような感覚が残りました。 自分だけ取り残されて、彼らだけが先に行ってしまった、という感慨でしょうか。 彼らが、知っている場所におり、自分は知らない場所にいる、というところからは、彼らが旅だったのではなく、自分だけ弾き飛ばされる、自分だけ切り離されて遠ざかっている、そんな動きも感じられました。 なぜ、こうべを垂れるのか。 彼らが漂流していた、と思っていたが、実は自分がさ迷っていた・・・ということなのか。 ここに、という言葉が不用意に重ねられていて、印象が薄まってしまう感もあるので、同じ言葉を重ねるときは、作品内における効果を十分に考えるという習慣をつけると良いかもしれません
0>>まりもさん ご鑑賞ありがとうございます。「薄塗りの絵画」「彼らが旅立ったのではなく、自分が遠ざかっていた」と表現したかったことを読み取っていただけて嬉しいです。 「こうべを垂れる」の部分についてですが単純に心情を読んだものではなく「私」の視線の動きを表したつもりでした。ですが確かに心情をうたっているようにも取れますね。技量不足と言わざるを得ません。 最後に、「ここ」という言葉についてですが、私はこの詩を作る上で全体を通して、先述の「私」の視線の移動を意識しました。「ここ」という言葉を度々使ったのには「私」が何度も自分の立っている場所を確認する様子を表す意図がありました。 ご批評、コメントありがとうございました。
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