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ひこうき雲
青く染まる 昼の空を 紅く染まる 夕方の空を 一筋の ひこうき雲が 存在感を示すように すっと 空を貫く いったい あの雲は どこから現れて どこへ消えようとしているのか ふとした時に現れ 気がついたら消える 神出鬼没の ひこうき雲 あなたは どこへ行くの? 青い空を 紅い空を すっと貫く ひこうき雲よ
ひこうき雲 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 912.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-04-22
コメント日時 2017-05-07
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ありがとうございます。 最初なのでどんなのがいいかな、と思いまして。 基本唸りというかひねりというものができずストレートになるんです...。
0ひねりができないのはいいことですよ。こういうどストレートな詩篇、しかもやわらかくてわかりやすいやわらかさがある詩篇は私の好みです。
0コンパクトにまとめた作品であるだけに、同じ表現を繰り返し使うことの効果を考える必要があるかもしれない、と思いました。 青い空、紅い空、白い雲がラインを引く。読後に残るイメージは、三色旗の色ですね、白が少し狭いけれど。 貫く、という語感に、何をこめているのか・・・切り裂く、でもなく、描いていく、や、線を引いていく、でもない。 昼の空、夕のそら、周囲がどんな色であっても、染まらずに、惑わずに、一筋の意志を持って進んで行く、その姿に自らの「そうありたい」姿を重ねている、のでしょうか。「存在感を示すように」といった直喩は、説明的になる印象があるかな、と思いました。すっと一本、筋を通して「貫く」飛行機雲、という描写だけで、既に存在感を示しているので、ここは省いてしまった方がすっきりします。・・・あえてそこを強調するのであれば、もう少し踏み込んだ表現を工夫されると良いと思いました。
0kaz.さんありがとうございます。 気に入っていただけますなんて...。
0まりもさん 表現工夫がまさに僕の課題です。勢いで書いてしまうんで。 なお三色旗は一切考えていませんので...
0良くも悪くもシンプルでストレートな詩ですね。頭の良い人間は分かりやすい言葉で話し、バカは自分を利口に見せようと必要以上に難しい言葉を使うと言います。装飾として難しい表現を使うくらいなら、飾りのない方が良いと思います。 私は詩を書く時に「自分の視覚的イメージを読み手に伝えたい」と思う時が良くあります。その場合、どうすればベストなのかあれこれ試行錯誤します。例えば「黄金色の美しい夕焼け空」というイメージを読み手に届けたい場合、そのままの言葉で良いのか、それとも他にもっと良い表現があるのではないかと考えるのです。 「金色の空」 「真っ赤な空」 「燃えあがる空」 「昼の残り火が闇に抗う空」 「空に零した赤いインクが/ゆっくりと広がっていく」 「神々の宝物庫から/空へこぼれ落ちる無数の金貨」 みたいな感じです。例えばユーミンは同じ「ひこうき雲」という歌の中で、「空へ続く白い坂道」という言葉でひこうき雲を表現しています。nanbaさんにとって、この詩の表現はベストでしょうか。伝えたかったものを表現できたでしょうか。答えがイエスならこのスタイルを貫けば良いし、そうでないなら色々と工夫してみてはどうでしょう。
0青い昼の空と、紅い夕方の空とに繋がりを感じず、別個のものがただ並列しているように見えてそこは味気ないなと思った。その並列を貫くひこうき雲ということなのかもしれないが。 青がグラデーションによって紅へと変化していくなど、空と空との関係性を加えれば詩自体のシンプルさはそのままに味わいも増すかもしれない。
0皆様ありがとうございます。 工夫することも考えてみます。
0はじめまして、nanba mitsuru さま! 御作にコメントさせて頂きます。 素直な言葉、情景描写、ひこうき雲のようにすっとさわやかな流れ。無垢な問いかけはこの詩にやわらかな印象を与えています。いろいろ描きたいという気持ちを圧して、無駄なく書かれた一篇だと思いました。
0非常にわかりやすい作品だと思います。この作品の見所は二つの空をひこうき雲で繋げた所だと思います。それだけといえばそれだけだと思うのですが、しかし、凄くシンプルですが力強いイメージだと思いました。つまりイメージの出発点としてとても潔がよい。パンチがありますね。 飛行機雲が突然現れて目を見張り見つめる空を貫く矢としての飛行機雲。その存在を感じて言葉にする事、昼と夕方の空という時空を繋げる事、という意味じゃ凄く好きですね。勿論表現として戦っていくにはもっと色々な事を注ぎ込まないといけないと思うのですが、詩の最初の出発点としては凄く面白い詩になっていると思います。
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