連投 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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連投    

title:横浜市都筑区 武蔵国都筑郡 私のふるさとは その昔 そう呼ばれていた。 今は公園となっているが 城跡がある。 川の周りには まだ 農地が残っていて、 丘にも林があり 自然が残っている。 都筑区は 名のゆらいは 古いが、 街は新しく 駅のまわりは きらびやかだ。 古く 新しい それが 私のふるさと。 title:お母さん お母さんと 呼ぶのが 気恥ずかしかった。 それは亡くなるまで そうだった。 気難しい 人だった。 話始めると 止まらない人だった。 今生きていて 何ができるか、 考えるが 何をすべきか 分からない。 title:七草 正月に 親類や友人と 餅や酒を 飲み食いした。 一月七日に 食べるから七草。 三が日に 祝う。 七日に七草粥を 食べる。 理にかなった 文化が 日本にはあった。 海外の 文化の 流入で 毎日祝える ことがある。 ハレの日も ケの日も 分からなくなっている。 とめどなく 日常が やってくる。 気付けば 正月にも 店が 開いている。 どうして そうなって しまったのだろう。 非日常は どこに いってしまったのだろう。


連投 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 952.3
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-04-19
コメント日時 2017-05-05
項目全期間(2025/04/19現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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音韻00
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 エンタメ00
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閲覧指数:952.3
2025/04/19 03時41分38秒現在
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    作品に書かれた推薦文

連投 コメントセクション

コメント数(3)
加藤圭一郎( @tenku )
(2017-04-19)

そうですね。雑だったかもしれません。別投稿を含めて考えると「横浜市都筑区」「ふるさと」「お母さん」で連作にすべきだったかもしれません。 そして、「七草」を別投稿にすべきだったのかもしれません。 ご指摘、ありがとうございます。

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まりも
(2017-04-29)

連投、が、詩を三篇連投する、という行為であるならば、いささか安易な題名の付け方ではないか、と思いました。 同時に、音から「連祷」を連想しました。短く刈り込んだエッセイを、語りのリズムで区切って並べていく、そんな形式・・・詩とは、語り口のリズムである、そんな加藤さんの「詩論」が詩形に現れている、ように思うのですが・・・心をなるべく波立たせずに、淡々と、外側から眺めるように綴っている。もっと詩の内部に自らを投じてもよいのではないか、そんな想いにも駆られます。

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百均
(2017-05-05)

 そうだなぁ、いい感じで「ボヤキ詩」みたいな感じで、B-REVIEWにはなかった視点かもしれないなぁ。と思いました。日めくりカレンダーで、なんとなく毎日ちょこっとだけがっくりきたい時に本作を読むと面白いかもしれない。と思いました。  そうですね、まりもさんも指摘されている事に近いのかもしれないのですが、音に対する配慮みたいなのを強く感じます。改行のリズムが心地よい。なんだかんだ最後まで読んでしまう。結構中身自体の考察だとか、そういうのは、ポケーとしている感じがするのですが、深く考えずに眺めているだけならいい感じで軽いような気がします。これぐらいなら付き合ってもいいかもしれないという感じがします。なんだろうな、そういう意味で連作が似合う作風なのかもしれないですね。

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