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百均 2018年5月
前置き、はないです。書いてたけど消しちゃった 大賞候補 今田千代(イマラチヨ)「イマラチヨ」 http://breview.main.jp/keijiban/index.php?id=1799 つぶやきと電車男が好きだ。というレスで終わらせるべきだったなぁと、結構前置きを書いてから思っちゃったので、細かい理由書いてたし、色々あるんだけど書ここには載せません。無駄に秘私性の高い言い訳なんざ、煮詰めでもしない限り殺すべきだしね。 表面的な事を言ってしまうと、とても読みやすかった。読んでて音が良い。後は表現が透き通っている。それから句読点のないところが、冷静な文体に見えるというのか、読んでいて安心できたのかもしれない。 実際の所勢いでかかれたのかもしれんが、そういう見えない都合の部分を抜きにして、作りが丁寧な所もいい。 かるべさんの「24時間必要」というコメントもすごくいい。 何が言いたいかというと「ぶっ飛んでるから選んだ」みたいな所で選んでない。 個人的にはとても真っ当な作品だと思います。 優良 渡辺八畳「ラブ・ラプソディ」 http://breview.main.jp/keijiban/index.php?id=1768 朗読聞く前はピンと来てなかったんですけど、聞いたら物凄く良かったです。本当に良かった。 ということから、見た目の決まってる作品でもあり、故にただの文章として読まれてしまうと、損しちゃってる作品でもあると思います。(リンク先のようつべ行って聞きましょう) 不幸中の幸いといつか、僕は本人の解説付きで動画みちゃいまして、作るのも頑張れば簡単っぽくてですな。これは、動画で詩をやる意味がムクムク出て来たのではと思います。みんなで頑張って動画作るムーブ起こしたいなぁ。 R「マヨネーズを巡る愛憎劇」 http://breview.main.jp/keijiban/?id=1802 今月のRさんの作品はどちらも僕の琴線を殺しました。特に、電車の中で目に留まったという意味では、マヨネーズが優勝です。初めて読んだ時、凄く不思議な気持ちになった。こういう感情と出会うたびに言葉も捨てたもんじゃないなと思います。理由は書けません。2時間くらい喋ったら少しくらいは伝えられるかもしれないけれど。 藤一紀「道化唄」 http://breview.main.jp/keijiban/index.php?id=1726 そうとも、おれは 季節を梱包して投げ捨てたことがある。 今月1番かっこいいフレーズだなぁと。 寺山修司が言ったかどうか分からんのですが、多分何かしらの作品の文言に「季節が僕を連れ去った後に」というフレーズがあります。この詩はそのフレーズのアンサーにもなっている気がして、僕の中でああ、道化やなぁと、思ってしまったのが大きいです。季節は過ぎ去るものだとおもってましたが、投げ棄てることもできるんだなぁと。 キュレーション推薦作 _「ハンバーガー以下の話、圧倒的デザインの雨と破壊的イノベーション」 http://breview.main.jp/keijiban/index.php?id=1727 ふと見下ろした胸元では スピノサウルスが悲しげに 揺れていた わたしはいま、 世界でいちばん美しい病を 患っている。 なんというか、凄く真面目だなぁと。でもその真面目さにキュンキュンきちゃったのも事実で、好きでした。 なないろ「昨夜放った俺の火花は首都圏の展望台の喫煙所からそっと「気持ちよかったね」と耳元で囁いた 」 http://breview.main.jp/keijiban/index.php?id=1735 燃えていく摩天楼 ✕橋区のオリジン弁当から出火したした火種が侵食し 千代田区の御苑の緑を爛れた色に染める 新宿東口で始まるバジリスクタイム 吉祥寺の公園前のモーテルでセックスしよう テルマー湯で性病を蔓延させよう 絶望なんてない それこそがそれなのだ 凄く流れててかっくいい。「それこそがそれ」ってすげーかっくいいなぁ。一度は言ってみたいものだ。 完備「freestyle 」http://breview.main.jp/keijiban/index.php?id=1737 きっとこれが線型の銘。 ありえないほどうつくしい空耳 ちょっと舞うけど、許して、 ええなぁ。。おじさん許しちゃうわー
百均 2018年5月 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1162.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
作成日時 2018-06-14
コメント日時 2018-06-19
こんにちは。選評ありがとうございました。ご指摘の行、ちょっと遊んだ感を出しすぎたかと思っていました(前行の「悔恨」=開梱と同音)が、お褒めいただきうれしいです。今後ともよろしくお願いします。
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