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ろくでなし
東京を知りはじめた僕が 同じ唄を口ずさみ 下水道に流れゆく汚物集めに 労力を尽くした2年目の冬 深夜労働が終わる夜明けでした 地下街に 歪んだ女性の顔があって マンホールに座りながら僕は それに向かって バカと 云ってやったんだ ろくでなし ろくでなし ろくでなし
ろくでなし ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 907.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-06-03
コメント日時 2018-06-03
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
モチーフの繋がり、流れがとても自然ですっと入ってきました。前コメントとかぶりますが、ろくでなし感がしっかりでていてすごく好きです。
0良いと思います。 置かれた状況は、自嘲とか自虐を繰り返したくなるものなのに 「バカと 云ってやったんだ」だけで表現していて、しつこくない。 最後に「バカ」と口にしてしまった自分のやるせなさ、ある種の自己嫌悪が 「ろくでなし」の連呼で表されていて、後味も悪くない。 モチーフは境遇的に見て、辛いものなのに、あっさりとしていて読みやすい。 ご馳走さまでした。
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