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風呂
四角と四つの 棒切れが これまた不思議に 交差して そのうち一つと 目が合うと やけに醜く見えてくる 睨み合いも 飽きたころ くしゃみと 出た鼻水が 僕らをまた 交差する
風呂 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1085.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-03-28
コメント日時 2018-04-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
投稿有難う御座います。風呂と云うタイトルから読み始めて最後まで声に出して読んでみたんですが、とても爽やかな気持ちで読めました。読んで良かったです。
0よく分からんから不思議というわけではなく、展開の仕方が不思議だなぁとおもいました。 風呂なので入りは多分四角い風呂桶をつくっている。そこらからその中の一つと目が合うというのが、また不思議だなぁ。何と目が合うんだろう。僕は木目の目かなぁとおもったのですが、場面的にはきつまと語り手は長いこと風呂にはいっているようにも思えるので水面に映った自分の顔のことかもしれません。 多分なにかしらのロジックが貫通すれば、見方が、変わりそうだなぁという感じがします。他の方のコメントも読んでみたい。
0三浦さん 読んで頂き、有難う御座います。工夫したところなので、嬉しい限りです。
0百均さん 読みやすくしようとして、分かりづらく、伝わらなくなってしまったと反省しております。 四角は胴体、四つの棒切れは四肢のことです。自分の身体をじっと見ると、不思議だ、不気味だと感じる様子を書いてみました。 目が合う、この表現をした理由は、手などの一部位を見つめていると、だんだん自分ではない他の物に見えてきたからです。 そうして睨み合いを続けていると、冷えてくるので、くしゃみをします。反射的に動く手、ここで終えてみました。
0花緒さん コメントありがとうございます。 長めの詩にも挑戦してみようと思います。
0花緒さん コメントありがとうございます。 長めの詩にも挑戦してみようと思います。
0これは非常に私的な解釈なので、もし間違っていたらすみません。でもなんかこうじゃないかなーと胸がざわつくので書きたいのです。 まず、意図的に入れている小さな空白ですが、唯一入ってない行があります。4行目です。また、4つずつという偶数を用いて交差という言葉から、対称性を連想します。 つまり、この詩自体が4行目を線対称としたものだとしたら? 交差する一つ(4行目)が醜いというのが、僕にとってはピッタリ当てはまるので。 対称性でいうなら、 「四角と四つ」「僕ら」 「棒切れ」「交差」 「これまた不思議に」「くしゃみ」 「出た鼻水が」「交差」 「そのうち一つと」「睨み合い」 「目が合うと」「飽きたころ」 という組み合わせになり、どことなく意味が通りますし、詩の内容としても噛み合ってるのではないかと思います。 そして醜い理由ですが、おそらく風呂なので、湿気で形や見た目の模様などが変形してて交差の一つが汚らしい感じになって現れているからなのではないかと思います。 ただ、この詩の本質であろう交差から連想される醜さの意味は何なのか、比喩(戦争、交流、社交、衝突、介入、干渉、重ね合わせ、あるいは対称性としての美への何か)なのか、それは断言できませんが、僕なりに納得のいく解釈ができた感じなので、ここにコメントしておきます。 本当に、間違ってたらすみません・・・。
0上に解説があったみたいで、それを無視した批評をしてしまいました・・・すみません。 ところでしばらく眺めていたら、 「これまた不思議に」「出た鼻水」 「目が合うと」「睨み合い」 のように、交差させて読んでみても文意が通ります。 また、1行目読んでから7行目を読んでいって、そのまま4行目を最後に読むように内側へと対称的に読んでいっても文意が通るようになっているのが面白いと思いました。逆に、4行目を最初に読んでからの5行目、3行目、6行目と読んでいくと、倒置表現が上手く効いた、いいニュアンスを受け取ることができるように思えてなりません。 ハッキリ言って、僕はこの詩が好きになりました!
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