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くつのうら・舌の味・僕らの行方
地面に生えた苗木をもいでる 小娘はねのけ しぼんだ口と涙は ちょっと焦げてる箱の中 帰路につかない君への手紙 幾日も 定めがつかない僕の上で 良い天気が続いております 真昼の労働にもだえ タバコ屋のポスター・ガールのように 色あせていくハーモニカ くるりと廻してつっついて さっさと偶像化 吹けばしっとり 君の舌の味 奏でていた白昼夢は 僕らの後悔と徘徊にて終幕さ うごめく虹からの火の粉 日に日に増えゆく 記憶の黒点 影絵の紳士は 仮釈放にたそがれて 周りの樹々 ( デクノボウ達 ) にかくして 嘘を燃やすが 僕のつかの間の覚醒と 許せぬ想いは変えられず 黙する神様 手の内は既に ( ものの見方によっては ) 読了済み 招かれざる月は 君という引力に こうべを垂れようとしている その時だ ( そうなのか! ) オー・イエー! 僕らの行方は 誰にもわかりはしないから 清らかに さあ清らかにとなえてみよう どっちみち つきて還らぬ あこがれに 似合った色は くつのうら 地に踏まれつ さげずんで 次への歩みは 一歩と数えず さりとて 一歩とは思えぬ 生温さ 今さらに 母を問うのか 我がアイロニー 樹に地にこの目に 秘めたる内に にがみがみなぎる 朝焼けの匂い 僕と君との 全身でもがいたハーモニー どこまで走ろう 泥と恋のシンフォニー 風に流されていく手紙に ひるまない汗をたずさえて 二人は ニッケル色の時代を 生きていく
くつのうら・舌の味・僕らの行方 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 827.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-03-21
コメント日時 2018-03-25
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
運営の百均です。 大変申し訳ないのですが、月に投稿できるのは三作までとなっております。(詳しくはガイドラインを参照していただければ幸いです) お手数おかけして申し訳ないのですが、3作の内どの作品を削除するか、ここにコメントしていただければと思います。(僕の方で削除させていただきます) 宜しくお願い致します。
0白均様 月に三作と、こちらのレス欄に 書いて おしまいになってます。
0るるりらさん、ご指摘ありがとうございます。 大変申し訳ありません。月三作品ではなく、二作品でした。 読み替えて頂ければ幸いです。 宜しくお願い致します。
0YUUYA NAKAHARAと申します。 規約に違反してしまい、申し訳ありません。最初に投稿した作品を削除させてください。お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。
0YUUYA NAKAHARAさん 初投稿有難う御座います。お示しいただきました最初に投稿された作品を削除しました。
0進行の軽快さ、間に古風なフレーズを挟んでいくなど、言葉を楽しんで創作されている様子が伝わってきました。 僕と君、との関係性が途切れそうで途切れない、そんな細いつながりで連なっていく、ように思われる、その細い縦糸の上に、スケッチ風に切り取った日常が置かれていく。恋愛と日常が、縒り合された糸が解かれるように分離していく作品なのかな、と思いながら読んで行ったのですが・・・ 母を問う、というフレーズ、アイロニーとも書かれているけれども、この展開と、その後に続く言葉遊び・・・に逃げている、意識を逃しているような部分が、とても気になりました。 軽さに逃げていくのであれば、もっと言葉を削って、凝縮させても良いのかもしれない。意識を意図的に逃している、のであれば、むしろそこを、深めていった方が面白い作品になるのではないかと思いました。
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