打ちつける意識はまだおいつこうとするのに
戻らぬ場をわすれゆく Water Shadow
むさぼるまぶたに 湿った喉につかえる
ほどけゆくレースカーテンは
それで
カフェで次の予定をひらきゆく
前小節にひっかけたまま
ゆびさきで募る熱を
羽音鼓膜おくに
うわずった雲雀は、礫に満ち
気が傾ぐ ひのあたらないところで
意味は刻めなかった背後で
℃をたしなめるように(触れた
まだ、そこに。)
ひかりはじめた腕を伸ばしても
遠い
とおすぎる亡骸ではない
、書き添えないことで
沈黙を編んでいた(こえ太る
そらを)視線を上げたはずみ
ほどくことなく そっとくいとめた
格子のつらに、置き去りのひびがまだ
したたるだけ 水平線を おしあげ
ツブテも跳ねるいきを、指先も、なぞる
送信できない舌でたったひとこと、潤む
秒針が/まどろむに/帰依る)
ゆれる街灯が足を蹴っても、脈をつむ
群れが舞う。うれうように 灰のように
さっきの乗客はいつでも、なだれ混む
吹きぬける風が窓にうつる顔はかすがい
ひとつ ふたつ
うごきだしている
ボタンをおす
「またね。」
てをふった拍子で
宙が残る
やみがたいむこう岸 ちいさな夕なぎが
まちかどに立ち尽くし 濡れたように冷える
火をつける しづかゆらめき、とり逃がした
どっちだったか かれらの時間とわたしの時間
ひたひた ふかく吸うたび
靴裏にこびりつく、ゆく手
わたしはかすかに確かめている
また 焦げた匂いがした)
てすりを握る なめらかでかたい
さきに街の色が わずかに濃くなる
初めまして。 とても美しいです。 最初は情熱、 途中、激しく揺れ動いたかと思えば、 最後は哀しく感じました。 >ひとつ ふたつ >うごきだしている >ボタンをおす >「またね。」 >てをふった拍子で >宙が残る この部分が、詩の核のように思いました。 ありがとうございます。
1aoi氏~おへよーございます!ええと本文読んで就寝したんですけどーaoi氏~の詩が夢に出てきちゃいましたよーもちろんこの本文そのまま夢に出てきたわけではないですけど、夢の中では(これはaoi氏の詩と認識してるのですねーそれほど書き手としての個性インパクトがあるってことなんでしょうかね)夢の中のaoi詩は「青髭の物語」でした。ここに書けないような淫靡な残虐な詩でした。いってみれば悪夢。見応えはあったけどw現の本文についてですが、今回もつぎはぎなのかな?それならば手術跡わからないですねー違う要素同士を縫合して別の意味?を(感触の範疇)持たせているのか?aoi作品は語ろうとすればするほど読み手側のボロがでちゃうよねー(ほら、もう僕のボロが出始めてる)絵画を描くように綴るよねーなんでもない形容詞の配置とchoiceが書き手の立場から見ると独特だなーと…
1「めざめよ」見れば言葉も削られ改行にひとつひとつの空白も大きくなり、ランダムに変化している。water shadow。レースのカーテンを透して網の目状に映る光の共演。イメージ的にはこちらでしょうね。でも、入りとしては僕は現代フォーラムのほうが好きだな。めざめよ。この呼びかけに、相応しく思えるのです。めざめる。ではないですからね。より茫漠としたイメージで、読み手に固定されたイメージをつかませない入りのほうがいいように思えるからです。 言葉もすっきりと削られ、何度か読めば、より深くは味わえる感覚も活きてくる。確かにそのような手応えはあります。 しかしですね。 water shadow.光とともに移ろう面影。 この詩の目的はわからないが、動機は読めてくる。 ~取り逃がした~かれらの時間とわたしの時間。つまり時間という過ぎゆく記憶の面影なのです。 もしも、そんなwater shadow.としての茫漠とした意識が根底に在るとしたならば、このように文として読ませてはイメージは活きてこないのではないか、とさえ感覚的には感じてきます。 何処かの美術館でも観たことがあるような気がする。water shadow. 北極の夜空に浮かべれば網の目のないループ、襞に揺らめく光のレース。 眩くもあり神秘的で幻想的にも美しいですね。 そんなこの詩人は美しい文章で、読ませてはほしくない。 ただ詠みに味わえばそれだけでいい。 「めざめよ」はじめから詩想(考)に於けるコンセプトを間違えているのではないのか。とそんな風にも見えてきます。 書かれてある言葉、読みの意味など必要はない。美しくさえあれば、 、とわたしは思いました。
1↑ ※訂正 そんなこの詩人は美しい文章で、読ませてほしくない(×)~そんなこの詩は思考に働く文章で読ませてほしくない。〇
1レモンさんコメントありがとうございます。気に入っていただけたようで嬉しく思います(^^)
1こめんとありがとうございます。あおいですw >違う要素同士を縫合して別の意味?を(感触の範疇)持たせているのか? ンー要素っていうか、語彙を感覚で縫合してるので、なにが見えるかなんて、出来上がってもわからないぐらいですが。 >aoi作品は語ろうとすればするほど読み手側のボロがでちゃうよねー 言葉にするのが難しいものをかいているとおもうんで。だから詩になるんですが。なんも見えるようなものは書いてないですからね。どう受け取るか言葉にするか、有り難いことに読み手さんの力でしか無いです。 >絵画を描くように綴るよねー 抽象画書きたいなと思ってた時期があるので、思えばそう見える、そういう心象映し出す鏡ですかねえ? >なんでもない形容詞の配置とchoiceが書き手の立場から見ると独特だなーと… そうですね。自分でも独自だなと思ってます。そもそも偶然に沿って走っていくのでね。まあでも連想が手癖と思うので、再現できないにしても方向ぐらいは操れるようになりたいなと思ってやってますね。
1アラガイさんコメントありがとうございます。これは投稿用に書いたんですけど、早々にボツったやつで、つぎなに書こうかなと考え中です。たしかに現フォに出したかたちがめざめよとして、しっかり置いたつもりのもので。こっちはお察しの通りあとあとイメージにふったもので。やっぱバレますね。レースのカーテンのイメージまではもってなかったんですが、このフォルムが揺蕩うものとして置いたことは確かですが。そうするとたしかにtitleに結びつくには弱いなとは思いましたが、きれいめだからtitleに目を向けるとしても補完されるかなと思ったりもして。実際はtitleはなんだ?とたしかに考えざるをえない、とそうですね。詰めが甘かったかなと反省します。お読みくださりありがとうございます、精進します
1バッと読むだけでも伝わってくる熱量がありました。時間の経過とともに、やっぱりこれはこうかな?、そういって加筆や削りたくなる部分がもしかしたらでてくるのかもしれませんが、今のテキストの状態がこのうえなく最良な気がします。良い作品は一読で読み手の心を明るくしますね、そのような作品だと思います。 主語はちゃんと置かれているのですが、そういったものが極力省かれているような感じがしました。情報が適度に摘み取ってあるような。さらに主語を人の顔をに見立てると、顔が黒く塗りつぶされて見えなくされているような感じでした。だから顔以外の部分に注力でき、余計な視覚情報にも左右されず、必要な言葉だけが頭のなかにすうっと入ってきました。また、面白い表現もたくさんあったのですが、そのなかでも「ちいさな夕なぎ」がとても愛らしい言葉で、このアイデアはずるいな思いました。願わくばそんな言葉をどこかで使ってみたいです。
1コメントいただいてまた読み直したら、またちょっぴり書き換えてしまいましたがwいつも迷いながら書いてますから、日々更新されるかたち、なんでしょう。この手の短いものはまだまだ 伸びしろがあるかなって考えて楽しめるだけ、たのしめますから。まあ自分のものは、顔を塗りつぶすのは読み手がその場に立ってほしいからですが。どうやら常々、話者の不在ってやつを考えているらしく……最近、詩の構造についての覚え書をがりがり線引いて読んだところで、やっと自分の詩がなに目指しているか気づいた次第です。とにかくいっぱい書いて進んでいきたいですね。およみくださりありがとうございます!
2