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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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じゅうねんまえ親しかった女の じゅうねんまえの姿に よく似た、女をみた 最近の彼女はずいぶん 太っていると 共通の知人が云う その晩、 じゅうねんまえの姿で 彼女がいた じゅうねんまえの調子で 歩きながら話した 内容、 思い出せないがきっと このじゅうねんかんのこと だったと、おもう ガラス張りのエレベーター 何階へいくのか、隣の ビルを超え ふっと 青空がふくらむ はるの空だった じゅうねんまえのはるか ことしのはるか どうしても気にかかり あらゆる空に 多少、過敏になる


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作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 1123.4
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-03-05
コメント日時 2018-03-07
項目全期間(2025/04/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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閲覧指数:1123.4
2025/04/21 17時23分53秒現在
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    作品に書かれた推薦文

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コメント数(4)
三浦果実
(2018-03-05)

毎度投稿ありがとうございます。完備さんの過去作品を振り返りますとquasi-が一番好きです。阪急電車のやつ。それと比較しますと本作は失礼ながらあまりキュンとする切なさがなかったです。完備さんという作者の作風が私の中で既にあるからなのかもしれませんが。逆に完備さんという作者の文脈を前提とすれば極私的な背景がある作品として切なさが伝わってくるところもあるのですが。と、コメント書きながら思い直してもう一度読んでみたら、ひらがなで書かれたじゅうねんが、なんか、切なく読めてしまいました。

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完備
(2018-03-05)

しばらくB-REVIEWでコメントする気はなかったんだが、いかいか氏はある意味で特別なので一応返信しておく。まず、読んでくれてありがとう。 この作品のようなくっきりとしたストーリーがある作品を量産する能力は私にはない。ストーリーをつぎからつぎへと思い付くほどの才能はないし、ストーリーになるほど面白い経験を繰り返しているほど人生が豊かでもないからだ。この作品が「よくある上品な詩」や「小さく綺麗に纏め」たものに読まれであろうことは重々承知だが、私の言葉への拘りに則って書いているつもりではある。なかなか伝わらないだろうしそもそも意味のない拘りなのかもしれないが、詩に何かを賭けている人生でもないからそれでいい。

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李沙英
(2018-03-06)

こんばんは、よろしくおねがいします。 恐いですね 「彼女はずいぶん 太っている」 行を空けて「太っている」を出されるとそこがあたかも強調されているかのごとく映り 恐怖感をそそります この短い詩の中に女性の恐怖感を煽るワードが散りばめられ げに恐ろしい、身に覚え有り、けっこう気にしているからこそ刺さりました。

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百均
(2018-03-07)

なんというか、いいな、と。なんかゴチャゴチャ書く前に、いいなと思いました。

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