別枠表示
白昼夢、光彩の宴
はるか冬青空、冬枯れ忘れの櫟から 木洩れ陽がこぼれ落ちたとおぼしき光を纏うキタキチョウ 淡い紅の花を万朶に滴らせる萩の合間を つぶらな瞬きにも似た羽ばたきで舞う 無防備に越冬どこ吹く風と無関係を装う 宴もたけなわ 疲れを知らぬ 飽くことを知らぬ 光と彩りの謳歌 恰も舞い足りぬといわんばかり 能うかぎり幻を見せつけようと夢遊に舞う まどろみの庭に秋の名残を閉じ込めたまま 冬へのうつろいのしるしを探しに行こう ある年の暮れゆく間近の白昼夢を後にして アクセルをゆっくりと踏む
白昼夢、光彩の宴 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 659.3
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-02-20
コメント日時 2025-02-23
項目 | 全期間(2025/04/13現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
初めまして。 えっと、要約すれば 「私はもう現実に戻るよ。さようなら」と読んだのですが、 そのわりには悲しさが無い。 なぜかと考えれば、 詩中の「探しに行こう」が何回読んでも、 「(一緒に)探しに行こう」と読めてしまうのです。 ありがとうございます。
1どことなく幻想的な和風を帯びた、綺麗な近代詩で良いと思いました! >淡い紅の花を万朶に滴らせる萩の合間を これとか、いかにも「和」という感じがあるというか……。
2ごめんなさいね。ほとんど光彩のイメージは浮かんできません。 流れを詠むだけでも粋に句調子で読みたいな、と思えば間延びしたりして、ちぐはぐな印象が強く全面に出てる気がしますね。
1素敵な解釈、ありがとうございます。読み手の力量を感じました。
1ありがとうございます。
0